▼第622号
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                     2025/05/20

夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』
          vol.622
【私たちは、不倫報道の「常識」が変わる瞬間の目撃者かもしれない】
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《目次》
01.先週の出来事
02.時事ネタPICKUP15
03.フカボリBiz
04.Q&A
05.ありか、なしか!
06.時事ネタ キュレーション
07.編集後記

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【01.先週の出来事】
社会問題からプライベートな話題、訪れたレストランまで、「先週あったこと」をベースに、夏野剛の頭の中やプライベートを覗いていくコーナーです。
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◆2025/05/12-2025/05/18

 国際線でアメリカに行く予定が、突然の機体の整備異常で出発が5時間以上遅れることになった。
 その時のANAの地上職員さん達の対応がすばらしかった。そこで、日本の「働くモラル」という目線から、職員さんたちの優れた対応を検証してみたい。

 飛行機が何時間も遅れる事態は、日本の航空会社ではあまり起こらない。
 だが、外国の航空会社ではよくあることだ。その際の地上職員達の対応は、「別に私の責任じゃないし……」「仕方ないじゃん」という態度が普通である。
 
 しかし、日本の航空会社の場合、対応がまるで違う。大きく分けると、このようになる。

1.対応する職員の数が倍増する(各乗客に丁寧に対応するため)
2.ラウンジもオープンしたままにする
3.待っている間の飲食費として2,000円分の金券を支給する

 システムとしてこのような対応をとるのには理由がある。