球生誕が約46億年前らしく、その地球に生命が誕生したのが今からおよそ38億年ほど前とのこと。実際にその年月が正しいのかどうかは分かりませんが、少なくとも私達が生まれてくるずっと昔から生命は存在し、長い年月をかけて進化、分化、退化が繰り返されてきました。



【生物の種数】

この地球上に存在していると予測される生物の種数は300万種~1億万種と大きく幅があり、生物学者の見解もまちまちでした。ある学者は「昆虫だけでも3000万種」といったかと思えば、その上を行く「昆虫だけで8000万種」という学者もいました。
いろいろな見解が飛び交う中、2011年にカナダ・ダルハウジー大と米ハワイ大の研究チームが既に知られている生物種数から計算して、約870万種と予測する論文を発表しました。この数字は、今まで唱えられてきた予測種数の中でも最も正確な予測とのこと。とはいっても、いくら正確だとしても所詮は「予測」。実際にはどれほどの種数が存在しているかはまだまだ分からず仕舞いです。ちなみに、これまでに発見されてきた生物の種数は約125万種。予測通り約870万種の生物が存在しているとすれば、あと約745万種ほどの新種が存在しているようです。