うにゅほとの生活1761
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うにゅほとの生活1761

2016-09-26 23:45

    2016年9月26日(月)

    廊下を歩いているとき、うにゅほがふと口を開いた。
    「◯◯、こしいたい?」
    「腰?」
    上体を軽くねじってみると、わずかに違和感があった。
    「痛いってほどじゃないけど、すこし……」
    「やっぱし」
    「よくわかったなあ」
    本人ですら自覚していなかったのに。
    「うしろからみたら、すぐわかるよ」
    「後ろから……」
    「くのじになってね、ひょこひょこしてるから」
    「マジか」
    無意識に、患部をかばうような歩き方になっているのだろう。
    「まっさーじ、する?」
    「する」
    「わかった」
    「あ、今日は踏んでくれるか」
    「ふみふみ?」
    「ふみふみ」
    「わかった」
    自室へ戻り、床の上にうつ伏せる。
    「頼むう」
    「はい」
    ふみ。
    ふみふみ。
    「あ゙ー……」
    「きもちいい?」
    「爪先、爪先、そーそーそこそこ!」
    小柄で痩せっぽちなうにゅほと言えど、体重はそれなりにある。
    「……はー、極楽じゃあ」
    「ふみふみ、すき?」
    「大好き」
    「ふつうのまっさーじは……?」
    「大好き」
    「ふみふみおわったら、ふつうのまっさーじしていい?」
    「頼むう」
    うにゅほのふわふわマッサージは、効きこそしないが極上の心地よさを誇る。
    「あ、普通のマッサージするなら、ベッドの上でいいか」
    「うん」
    たぶん寝落ちする。
    案の定寝落ちした。
    睡眠障害に効果があるのではないか。




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