うにゅほとの生活2152
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うにゅほとの生活2152

2017-10-24 23:41

    2017年10月24日(火)

    「──…………」
    すんすん。
    「うん。かぜのにおい、もうしない」
    「とりあえずは一安心かな」
    「ゆだんしたらだめだよ」
    釘を刺されてしまった。
    「大丈夫大丈夫」
    「ほんとかな」
    「ほら、靴下履いてるし」
    「ほんとだ」
    「半纏も羽織ってる」
    「うん」
    「マスク外しちゃダメ?」
    「うーん……」
    うにゅほがしばし思案する。
    「……ますくは、うん、いいかな。いきぐるしいもんね」
    「やった」
    サージカルマスクを外し、ゴミ箱に捨てる。
    「伝染らないとは思うけど、××が風邪引いたら、ちゃんと看病するから」
    「おねがいします」
    ぺこり。
    「お願いされます」
    ぺこり。
    「わたしもがんばるね」
    うにゅほが、ぐ、と気合いを入れる。
    「はい、ねてねて」
    「さっきまで寝てたんですが……」
    「ねれない?」
    「さすがに」
    「ねれないかー……」
    うにゅほの頭を撫でながら、告げる。
    「看病を頑張るのは、俺がつらいときだけでいいから」
    「◯◯、つらくない?」
    「いまは特に……」
    「なら、よかった」
    うへーと笑う。
    「××も、つらくなったら言ってくれな」
    「──…………」
    うにゅほがインナーの裾をめくる。
    腹巻き。
    「あー……」
    「おなか、なでてほしいな」
    「了解しました」
    自分がつらいのに、人の心配ばかりして。
    まったくもう。




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