うにゅほとの生活2153
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うにゅほとの生活2153

2017-10-25 23:45

    2017年10月25日(水)

    天井に届かんばかりに腕を伸ばし、伸びをする。
    「──復、活!」
    「わー」
    ぱちぱち。
    「うむ、快調である」
    「よかった」
    「看病してくれて、ありがとうな」
    うにゅほの頭を撫でる。
    「うへー……」
    「まあ、でも、出掛けるのもなんだし、今日はお部屋で遊びましょう」
    「はーい」
    「ちと面白そうなものを手に入れたのだ」
    「?」
    うにゅほが小首をかしげる。
    「ちょい待ち」
    カバンを開き、それを取り出す。
    「あいぱっど?」
    「デザインは明らかにパクってるけど、iPadにしちゃ安っぽいだろ」
    「そだねえ……」
    「えーと、電子メモ帳だか、電子メモパッドだか、そんな名前のやつなんだけど」
    「……?」
    「つまり、だ」
    メモパッドの背後からペンを取り出す。
    「これで、メモが書ける。ボタンを押すと、消せる」
    「おー!」
    「単純だけど、ちょっと楽しそうだろ」
    「やってみたい!」
    「待て待て、電池を入れないと」
    「あ、そか」
    「単三──、単四? いや、乾電池じゃないな。ボタン電池か」
    「でんち、ある?」
    「あるある」
    引き出しから新しいボタン電池を取り出し、メモパッドに入れる。
    「うと、もうかけるの?」
    「書いてみ」
    「うん……」
    うにゅほが、パッドの上でペンを動かす。
    「あ、かけた!」
    画面には、「メモ」と書かれていた。
    「ボタン押してみ」
    「うん」
    ぽち。
    「あ、きえた!」
    「一瞬で消えるんだな」
    「ふしぎ……」
    「絵も描けるぞ」
    メモパッドを受け取り、さらさらとドラえもんを描く。
    「わたしもかいていい?」
    「いくらでも」
    実用的かどうかはさて置くとして、小一時間ほど遊べたので満足である。




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