うにゅほとの生活2157
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うにゅほとの生活2157

2017-10-29 23:47

    2017年10月29日(日)

    Steamを開くと、セールが行われていた。
    「あー、ハロウィンが近いのか」
    「そだよ」
    「トリック・オア・トリート!」
    「まだはやい」
    「まだ早いか」
    「うーと、たしか、さんじゅういちにち」
    「あんま関係ないけどな」
    「そだね」
    仮装をする気もなければ、騒ぐつもりもない。
    近所を練り歩いて菓子をねだるには、あまりに歳を重ね過ぎている。
    「──…………」
    じー。
    うにゅほを見つめる。
    「?」
    小首をかしげる。
    「……××は、うん。ギリギリ……、いや、ギリギリ無理か……」
    「なにが?」
    「なんでもない」
    「……?」
    「お菓子なら、俺が山ほど買ってあげるから」
    うにゅほが苦笑する。
    「そんなにはいらない……」
    そりゃそうだ。
    「──お菓子をくれなきゃイタズラするぞ、か」
    「とりっく、おあ、とりーと」
    「イタズラって、具体的に何をされるんだろうな」
    「さあー……」
    「調べてみよう」
    「うん」
    調べてみた。
    「……玄関に生卵を投げる」
    「えー!」
    思った以上にガチだった。
    「他にも、ホイップクリームを車に投げつけたり、水鉄砲を浴びせたりするらしい」
    「くるまよごしたら、おとうさんおこるよ……」
    「素直にお菓子をあげましょう」
    「うん……」
    ハロウィン、思った以上に恐ろしい祭りだった。
    ここが日本でよかった。




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