うにゅほとの生活2454
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うにゅほとの生活2454

2018-08-24 23:39

    2018年8月24日(金)

    普段通りの日常。
    俺は、ディスプレイに向かってキーボードを叩き、
    うにゅほは、座椅子に腰を下ろして読書の真っ最中。
    穏やかな時間が過ぎていく。
    だが、心地良い静寂が失われるのは、まさに一瞬だった。
    「ぎッ!」
    がたッ!
    思わず跳ねた右膝が、L字デスクを下から突き上げる。
    「わ!」
    ばさ!
    物音に驚いたうにゅほが、読んでいた本を取り落とした。
    「──……!」
    無言で痛みに耐える。
    「◯◯、どしたの……?」
    うにゅほが、心配そうに俺の肩に触れる。
    そのあたりで、ようやく、喋ることができるようになった。
    「歯が……」
    「はが?」
    「昨日削ったとこが、痛んで」
    「だいじょぶ……?」
    「──…………」
    スッ、と痛みが消える。
    「……なんか、大丈夫になった」
    「ほんと?」
    「なんだ今の……」
    一瞬だけ激痛が走って、一瞬で治まった。
    「はいしゃいく?」
    「行くけど、29日かな。予約入れてあるし」
    「あしたいったほう、いいとおもう」
    「まず、様子を見よう。詰め物したあとしばらく痛むのって、よくあるから」
    「そか……」
    不安げなうにゅほのほっぺたを両手で挟み、こねる。
    「うぶぶ」
    「過保護だぞ、××くん。ちょっと歯が痛んだだけだって」
    「うん……」
    痛みが続くようなら、早めの受診を考えよう。




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