うにゅほとの生活2490
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うにゅほとの生活2490

2018-09-30 23:41

    2018年9月30日(日)

    カレンダーを見て、ふと気づく。
    「そう言えば、そろそろ××の誕生日だなあ」
    「うん」
    うにゅほの誕生日は、10月15日である。
    「欲しいもの、ある?」
    「うーん」
    首を大きくかしげながら、うにゅほが唸る。
    「う──……ん」
    あ、これ、待っても出てこないやつだ。
    「今年は、俺も、特にこれってのが思いつかないんだよなあ……」
    「そなんだ……」
    「去年は腕時計だろ」※1
    「あれ、すーごいうれしかった!」
    「そっか」
    なら、プレゼントした甲斐があるというものだ。
    「一昨年は、たしか、コートを買いに行ったはず」※2
    「ふゆになったらきるんだー」
    「その前は、赤いバッグだったかな」※3
    「でかけるとき、ぜったいもってくよ」
    「そうだな」
    それより以前の誕生日プレゼントとなると、日記を参照しなければ思い出せない。
    つげの櫛などは、今でも大切に使っているのを見るのだが。
    「……マジでどうしよう。案がない」
    「きにしなくていいよ?」
    「気にする。だって、××の誕生日なんだぞ」
    「……うへー」
    うにゅほが、両手で自分のほっぺたを包む。
    照れているのだ。
    「でも、ほんとにいいよ……?」
    「……思いつかなかったら、また、デートがてら服でも見に行こうか」
    「うん、うれしい」
    だが、どうせなら、思い出に残る一品をプレゼントしてあげたい。
    うにゅほの誕生日まで、あと二週間。
    ギリギリまで悩んでみよう。

    ※1 2017年10月15日(日)参照
    ※2 2016年10月15日(土)参照
    ※3 2015年10月15日(木)参照




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