うにゅほとの生活2753
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うにゅほとの生活2753

2019-06-21 23:54

    2019年6月21日(金)

    「ね、ね」
    PCに向かっていると、うにゅほが俺の肩にあごを乗せた。
    「あした、げしだって」
    「マジ?」
    「まじ」
    「そう言えば、六月も下旬だもんなあ……」
    光陰矢の如しとはよく言ったものだ。
    「昨夜、散歩に出たんだけどさ。深夜三時なのに、もう明るくなり始めてて──」
    「えっ」
    「どした」
    「わたしいってない……」
    あ、やべ。
    いつだったか、深夜に外出するときは、うにゅほを起こす約束をしていたのだった。
    「いや、さすがに、起こすのも悪いし……」
    「──…………」
    あぐあぐあぐ。
    あごを肩に乗せたまま、うにゅほが大きく口を開閉する。
    抗議行動であるらしい。
    「……はい、次からはちゃんと起こします」
    「よろしい」
    "ちゃんと起こす"というより、"そもそも出掛けない"という選択になりそうだけど。
    「さんじ、もうあかるいんだ」
    「明るくはないかな。真っ暗闇じゃないってだけ」
    「さんぽ、どのくらいしてたの?」
    「四十分くらい。帰ってきたときには、空がだいぶ白んでた」
    「よあけぜよ」
    「ぜよ……」
    坂本龍馬?
    「あさのさんぽ、きもちよさそう」
    「ちょっと肌寒かったかな」
    「こんど、いっしょにしようね」
    「了解」
    早朝のウォーキングも悪くないかもしれない。




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