うにゅほとの生活2782
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うにゅほとの生活2782

2019-07-21 01:20

    2019年7月20日(土)

    ギシギシと軋む体を持て余しながら、高らかに宣言する。
    「──筋肉痛だ!」
    「きのう、すーごいきんとれしてたもんねえ」
    「頑張りました」
    「からだ、だいじょぶ?」
    「大丈夫、大丈夫」
    右腕を曲げ、力こぶを作る。
    「筋肉痛は、超回復の前段階だからな。あると、むしろ安心する」
    「そなんだ」
    うにゅほが、うんうんと頷く。
    「きんとれ、きょうもするの?」
    「今日はしない。回復する前に酷使すると、筋肉が成長しないから」
    「……◯◯、むきむきなるの?」
    「ムキムキになりたいわけじゃないんだけど……」
    「ちがうの?」
    「違う」
    うにゅほが、俺のふくらはぎに触れる。
    「むきむき」
    「そこは最初からだから」
    「そだね」
    「いままで、食べない方向でのダイエットをしてきたんだけどさ」
    「うん」
    「限界があることに気づいて……」
    「おそい……」
    うにゅほが、呆れたように口を開く。
    「ずっとたべないの、できないもん。だめだよ」
    「──…………」
    「わたし、むりしないでって、ずっといってたのに……」
    「はい……」
    どんどん肩身が狭くなっていく。
    「……その、これからは体を動かす方向でダイエットをしていきますので……」
    「よろしい」
    「続けていいですか……?」
    「はい」
    ほっと胸を撫で下ろし、説明を再開する。
    「筋肉をつけて、基礎代謝を上げる。そうすれば、黙ってても痩せる」
    「あ、きいたことある」
    「ダイエットの基本ではあるからな」
    「じゃあ、やっぱしむきむきになるんだ」
    「ボディビルダーを目指すわけじゃないけど、ある程度は仕方ない」
    「きんとれ、むりしたらだめだよ」
    「はい……」
    うにゅほに心配をかけないよう、無理せずトレーニングを続けていこう。




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