うにゅほとの生活2808
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うにゅほとの生活2808

2019-08-16 00:23

    2019年8月15日(木)

    小腹が空いたので冷蔵庫を漁っていると、紀文の糖質0g麺が出てきた。
    「あー、こんなのあったなあ」
    糖質制限ダイエット御用達の一品だ。
    味は悪くはないものの、取り立てて美味しくもない。
    だが、小腹を満たすにはちょうどいい。
    パッケージを破ろうとしたところ、うにゅほが呟くように言った。
    「しょうみきげん、だいじょぶかな……」
    「賞味期限?」
    「なんか、ずっとあったから」
    「あー」
    言われてみれば、いつ購入したのか記憶がない。
    パッケージを裏返して賞味期限を確認してみると、
    「……7月13日」
    「やっぱし……」
    一ヶ月も過ぎていた。
    「これ、すてたほういいね」
    「いや、賞味期限だろ。消費期限じゃなくて。なら、一ヶ月くらい大丈夫なんじゃないか」
    「そかなー……」
    賞味期限は、美味しく食べられる期限。
    消費期限は、安全に食べられる期限を保証するものだ。
    賞味期限が一ヶ月過ぎた程度なら、腹を壊すこともないだろう。
    糖質0g麺のパッケージを開き、水を切る。
    「──…………」
    ふと、麺がぬるついた気がして、手の匂いを嗅いでみた。
    「……なんか、すっぱい」
    「てーかして」
    すんすん。
    「すっぱい……」
    「これ、危ないかな」
    「あぶないとおもう……」
    「だよな……」
    いくら小腹が空いているとは言え、あからさまにヤバそうなものをがっつくほど飢えてはいない。
    パッケージと麺をコンビニ袋に入れ、厳重に縛る。
    「二重にしとくか」
    「うん」
    「……賞味期限、もっと気にしたほうがいいな」
    「そうしてね」
    「はい……」
    二、三日ならともかく、一ヶ月は、いくら賞味期限でもダメらしい。
    腹を壊す前に気づけてよかった。




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