うにゅほとの生活2894
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

うにゅほとの生活2894

2019-11-12 00:47

    2019年11月11日(月)

    ポッキーをぽりぽり食べ進めながら、小さく溜め息をつく。
    「明日と明後日、憂鬱だなあ……」
    「こうしゅうだっけ」
    「そう。技能試験の講習会」
    俺が取得を目指している資格は、筆記試験と技能試験とに分かれている。
    筆記はなんとかパスしたので、残るは技能だけだ。※1
    「講習はいいんだよ、べつに。合格する確率が上がるんだから、願ったり叶ったりだ」
    「うん」
    「問題は、講習だからって普段の仕事がなくなるわけじゃないってことでさ……」
    「へいじつだもんね……」
    「五時に講習が終わって、六時に帰宅して、そこから仕事だろ」
    「──…………」
    「で、明後日も朝から講習と」
    「むりしないでね……」
    「したくはないけど、せざるを得ないよな」
    「そだけど……」
    「まあ、二日くらいなら無理きくだろ。もう若くないけど」
    「しんぱい」
    「大丈夫、大丈夫。ブラック企業に勤めてる人たちなんて、これ以上の激務を休日なしで毎日続けてるんだから」
    「いま、ほかのひとかんけいない」
    「あ、はい……」
    たしかに。
    「せめて、ちゃんとねてね。きょう、はやくねるんだよ」
    「わかりました」
    「──…………」
    「──……」
    「……ほんとにわかってる?」
    「えーと、二時には……」
    「いちじ」
    「一時半には」
    「いちじ」
    「……頑張ります」
    「はい」
    俺の身を案じているときのうにゅほは、強い。
    早めに寝よう。

    ※1 2019年10月6日(日)参照




    バックナンバーはこちらから
    ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫


    動画版はこちら

    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。