うにゅほとの生活2962
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うにゅほとの生活2962

2020-01-19 01:53

    2020年1月18日(土)

    「──…………」
    本日分の仕事を終えて、右手を軽く振る。
    痛い。
    確実に疲れが蓄積されている。
    「しごと、おわり?」
    「今日は……」
    「てーかして」
    うにゅほに右手を差し出す。
    「まっさーじしますね」
    「お願いします」
    もみ、もみ。
    もみ、もみ。
    細い指が俺の手のひらを這い回る。
    「はー……」
    思わず吐息が漏れる。
    「きもちい?」
    「気持ちいい……」
    強張りきった筋が、悪くなっていた血行が、徐々に改善していくのを感じる。
    五分ほどマッサージを堪能したのち、うにゅほの頭をぽんと撫でる。
    「ありがとな、だいぶ良くなったよ」
    うにゅほが自嘲気味に呟く。
    「これくらいしかできないから……」
    「十分だろ」
    「しごと、てつだえたらよかった」
    「××にそこまでさせたら、甘えすぎだよ……」
    「そかな」
    「家事も仕事も××にやらせて、だったら俺はなんなんだって話になる」
    「あー……」
    「俺には仕事が必要だ」
    「さしでがましいことをいいました」
    「いえいえ」
    うにゅほの気持ちは、本当にありがたい。
    この子のためなら頑張れる。
    「ともあれ、明日は休むよ。このままだと手がぶっ壊れかねない」
    「ゆっくりやすんでね」
    「ああ」
    明日は、可能な限り右手に負担をかけない生活を心掛けよう。




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