うにゅほとの生活2998
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うにゅほとの生活2998

2020-02-25 02:19

    2020年2月24日(月)

    カレンダーを見て、はたと気付く。
    「あ、今年は閏年か」
    「うるうどし、おとくなきーするね」
    「得、かなあ……」
    「とくじゃない?」
    「場合によるんじゃないか」
    「どんなばあいだと、とく?」
    「──…………」
    しばし思案し、答える。
    「やっぱ、得することはないんじゃないか……?」
    「えー」
    「ちょっと考えてみたんだけど、思いつかなくて」
    「もっとかんがえて」
    「××も考えてよ」
    「わかった」
    両手を擦り合わせながら、うにゅほがしばし思案に暮れる。
    「にじゅうくにち、にちようびだったら、おとく……?」
    「日曜日は週に一度だから、関係ないんじゃないか」
    「でも、にちようおおいつき、おとくなきーするし……」
    「日曜日の多い月が得なら、31日まである月のほうが平均的には多いと思うぞ」
    「!」
    うにゅほが目をまるくする。
    気付かなかったらしい。
    「うと、はやくじかんがすぎてほしいとき、おとく……」
    「……あー」
    なるほど、そう来たか。
    「たしかにそうだ。三月に楽しみな予定があるなら、早く過ぎるぶん得な気がすると思う」
    「でしょ!」
    「それは思いつかなかったなあ」
    うにゅほの頭を撫でる。
    「うへー」
    「××は頭いいな。さすがだ。可愛い。天才」
    「──…………」
    うにゅほが半眼でこちらを睨む。
    褒め方がぞんざいだったらしい。
    そんなことでへそを曲げるうにゅほではないが、次に褒めるときは丁寧にしよう。




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