うにゅほとの生活3038
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うにゅほとの生活3038

2020-04-05 00:41

    2020年4月4日(土)

    ふと思い出す。
    「今朝、変な夢見たなあ」
    「ほう」
    読書の手を止め、うにゅほが顔を上げた。
    「きょうみぶかいですね」
    「××、夢の話好きだよな」
    「すき」
    「まあ、俺も好きだけど」
    「どんなゆめ?」
    「北斗の拳ってあるだろ」
    「おまえはもうしんでいる?」
    「そうそう」
    「ばくはつするやつ」
    「あべし!」
    「そんなやつ」
    「北斗の拳の主人公は、ケンシロウなんだけどさ」
    「うん」
    「そのケンシロウが、ハゲてる夢」
    「──…………」
    うにゅほが視線を右上へと移す。
    想像しているらしい。
    「ぜんぶ、つるつる?」
    「頭頂部だけ」
    「とうちょうぶだけ……」
    「夢を見たのは朝方だから、だんだん目が覚めてくるだろ」
    「うん」
    「そしたら、本来のケンシロウの姿を思い出してきてさ」
    「うん」
    「あ、育毛成功したんだなー、とか思ってた……」
    「ふふ」
    うにゅほが小さく吹き出した。
    「もんくなしにへんなゆめですね」
    「認定ですか」
    「にんていです」
    「やったー」
    「ねるまえに、ほくとのけんみたの?」
    「いや、見てない。twitterで流れてきたりもしてない」
    「へんだねえ」
    「変だなあ」
    変だ変だと言い合うだけで、ちょっぴり楽しい土曜の午後だった。




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    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す~
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