うにゅほとの生活3041
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うにゅほとの生活3041

2020-04-08 03:25

    2020年4月7日(火)

    「今日、4月7日か」
    「うん、しがつなのか」
    「7日なのかー、って言って」
    「なのかなのかー?」
    「よし」
    「?」
    何が"よし"なのか。
    「4月7日と言えば、中学までつるんでた幼馴染の誕生日だな」
    「わたし、しってる?」
    「会ったことないよ」
    「そなんだ」
    「大学以降は顔を合わせた記憶ないし」
    「けんかしたの?」
    「いや、高校が分かれたから、単に自然消滅」
    「さみしいね……」
    「そうかな」
    そうでもないと思うけど。
    「どんなひとだったの?」
    「……難しいな」
    しばし思案する。
    子供のときの記憶を引っ張り出すなんて、久し振りだ。
    「俺の誕生日は1月12日だろ」
    「うん」
    「同学年でも、誕生日が4月のやつらとは、一歳近く年齢が違うわけだ」
    「そだね」
    「体の大きさも、脳の発達具合も違うから、親分と子分めいた関係だった気がする」
    「◯◯がこぶん……」
    「子分」
    「なんか、そうぞうつかない」
    「そうか?」
    「◯◯、おやぶんぽいから」
    「親分ぽくもないと思うけど……」
    「だれかのあとついてくの、あんましイメージできない」
    「あー」
    それはそうかもしれない。
    「そういう意味だと、××は子分気質かな」
    「おやびん」
    「なんだ子分」
    「うへー」
    嬉しそうだ。
    親分子分と言うより、カルガモの親子のほうが近い気がするのだった。


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    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す~
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