うにゅほとの生活3092
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うにゅほとの生活3092

2020-05-29 02:24

    2020年5月28日(木)

    所用のため、外出することにした。
    「◯◯、ますくますく」
    「あ、そうか」
    常日頃から引き籠もっているため、つい忘れがちである。
    「はい」
    「ありがとう」
    うにゅほからマスクを受け取り、装着する。
    パチン。
    「あっ」
    ゴム紐が、音を立てて外れた。
    「こわれた……」
    「……中国製はダメだな」
    新しいマスクを出そうとして、
    「あ、そだ」
    「うん?」
    「ホチキスでとめたら、つかえるかも」
    「あー」
    なるほど、良いアイディアである。
    外れたゴム紐をホチキスで留め、改めて装着する。
    「ホチキスの針、目立つ?」
    「そんなに」
    目立ったところで、さして気にも留めないのだが。
    「じゃ、出掛けるか」
    「うん」
    所用とは、ちょっとした買い物だ。
    緊急事態宣言はまだ解かれていないが、寄り道はしていないし、大目に見てほしい。
    帰宅し、車から降りたときのことだった。
    パチン。
    「あっ」
    反対側のゴム紐が、音を立てて外れた。
    「またこわれた」
    「ほんと、中国製はダメだな……」
    「こわれたの、かえってきてからでよかったね」
    「ああ」
    そもそも、壊れないのが普通なのだけど。
    今度マスクを買うときは、日本製のものにしようと思った。




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    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す~
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