うにゅほとの生活3093
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うにゅほとの生活3093

2020-05-30 02:58

    2020年5月29日(木)

    「××、××」
    「?」
    うにゅほを手招きして、告げる。
    「呉服の日」
    「ごふくのひ……」
    カレンダーを見つめながら、うにゅほがしばし思案する。
    そして、
    「ごー、ふー、くーで、ごふくのひだ!」
    「王道だな」
    「うん、おうどうパターン」
    すっきりパターン、むりあるパターンに続く、第三のパターンだ。
    「他にもあるぞ」
    「なんだろ」
    「チク、タク、チク、タク」
    「わああ」
    うにゅほが慌てて考え始める。
    「……いふくのひ?」
    「衣服は呉服とかぶってるし、"い"は普通、2じゃないか?」
    「せいろん……」
    「ヒント、"ふく"は合ってる」
    「ふく」
    数秒、小首をかしげて、
    「──あ、こうふくのひだ!」
    「正解」
    「うへー」
    うにゅほが得意げに微笑む。
    「これも、おうどうパターンだね」
    「無駄もないし、綺麗に語呂合わせになってる。すっきりパターンとはすこし違うけど」
    「すっきりパターン、どんなのあったっけ」
    「胃腸の日とか、ジャズの日とか」
    「いにいいひ!」
    「その通り」
    「ジャズのひ、すごいすっきりパターンだったよね」
    「ジャズの日は1月22日。JanuaryのJAと、Zと似てる2を並べた22日。知る限り、これがいちばん上手いと思う」
    「きにらのひには、みならってほしい」
    黄ニラ記念日は、2月12日。
    "に(2)っこりいい(1)ニ(2)ラ"の語呂合わせである。
    もうすこし頑張れなかったのか。
    「ちなみに、今日には、もうひとつ語呂合わせがあってな」
    「なに?」
    「こんにゃくの日、だって」
    「──…………」
    「どうだ?」
    「おしいパターン」
    第四のパターンまで現れてしまった。
    そのうち、第五、第六のパターンが生まれるのではなかろうか。




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    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す~
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