うにゅほとの生活3095
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うにゅほとの生活3095

2020-06-01 03:02
  • 2

2020年5月31日(日)

「──…………」
両手を擦り合わせる。
違和感があった。
べたつく、に近いが、すこしだけ違う。
「……なんか、粉っぽくない?」
うにゅほが小首をかしげる。
「こな?」
「手が、なんか……」
再度、擦り合わせる。
「粉っぽいとしか、言いようがない」
「てーかして」
「はい」
うにゅほが、俺の両手を恋人繋ぎにする。
「……こな?」
「べたべたに近い感じ、しない?」
「んー……」
首をかしげながら、言う。
「ちょっと、するー……、かも」
「汗のべたつきとは違うよな」
「うん」
「粉っぽくない?」
「かも……」
「なんだろうな、これ」
「てーあらう?」
「洗うか」
洗面所へと赴き、ふたり仲良く手を洗う。
タオルで水を拭ったあと、両手を繋いでみた。
「うん、洗ったら取れた」
「よかった、よかった」
「何がついてたんだろ……」
「さあー」
わからないものは、わからない。
それから小一時間が経ち、
「……また、粉っぽくなってきた」
「また……」
「なんでだ──」
言い掛けて、ふと気付く。
窓が開けっ放しだ。
「これ、砂とかホコリじゃないか?」
「あー……」
うにゅほが、うんうんと頷く。
「まどしめる?」
「閉めよう」
手が粉っぽいということは、全身粉っぽいということだ。
さっさと風呂に入ってしまおう。




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小説家になろうで異世界小説始めました


異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す~
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最近は手の洗いすぎやアルコール負けして肌荒れするなんてのもあるみたいなのでお気をつけください。
1ヶ月前
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>>1
ありがとうございます、気を付けますー
1ヶ月前
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