うにゅほとの生活3129
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うにゅほとの生活3129

2020-07-05 04:57

    2020年7月4日(土)

    「……蒸すなあ」
    「むしむしする……」
    温湿度計を覗き込む。
    室温 28.3℃
    湿度 50%
    室温こそ少々高いものの、本来は快適と言える数値のはずだ。
    にも関わらず、蒸し暑く感じる。
    何故だろう。
    「まさか、壊れてないよな」
    「わかんない」
    「そりゃそうだ」
    壊れているかどうかがわかるなら、そもそも温湿度計など必要ない。
    わからないから買ったのだ。
    「××ラッシュ、僕はもう眠いよ……」
    「××らっしゅ……」
    「××ラッシュって、××がするラッシュみたいだな」
    「らっしゅって、なに?」
    「なんか、連続攻撃みたいな」
    「わたしの、れんぞくこうげき?」
    「そうなる」
    「こうげきしないけど……」
    「攻撃以外の攻撃だってあるだろ」
    「ごめんなさい、いってるいみわかんない……」
    俺もわからない。
    「ねむいなら、ねる?」
    「寝る寝る」
    「ひざまくら──は、きょうはだめだ」
    「ダメか」
    「まだだめなひ」
    「なら仕方ないな」
    これでもデリカシーはあるつもりだ。
    全世界に向けて発信している時点でいまさらな気もするが。
    「ともかく、ちょっと寝る……」
    「わかった」
    布団に潜ると、やはり蒸し暑い。
    布団を足で蹴り飛ばし、ようやく快適に眠る俺だった。




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    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す~
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