うにゅほとの生活3132
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うにゅほとの生活3132

2020-07-08 04:48

    2020年7月7日(火)

    「内地では七夕か」
    「そだねー」
    「……九州、それどころじゃないけど」
    「うん……」
    豪雨、冠水、洪水と、とんでもないことになっているらしい。
    「しんぱいだね」
    「心配して何がどうなるってわけじゃないけど、やっぱ心配だよ」
    あのニュース映像を見て何も思わないのは無理というものだ。
    「こっちも雨だしさ。織姫と彦星、今年は会えなかったろうな」
    「さみしい」
    「××が彦星で、俺が織姫だったらどうする?」
    「ぎゃく!」
    「冗談」
    「びっくしした」
    「××が織姫で、俺が彦星だったらどうする?」
    うにゅほが真顔で言い放つ。
    「やだ」
    「いや、どうするかって話なんだけど」
    「やだ……」
    「まあ、俺だって嫌だけど」
    「でしょ」
    「年に一度、しかも雨天中止だろ。さすがに××分が枯渇するなあ」
    「いちにちいちどでも、や」
    「一日何度ならいいんだ?」
    「ずっと」
    「──…………」
    ちょっとヤンデレっぽい。
    「まあ、今ってそんな感じだしな……」
    「うん」
    同じ部屋で暮らして、出掛けるときもたいてい一緒。
    外泊の際は必ず電話をするし、なんなら一時間くらいは話している。
    「……よく考えたら、一緒にいすぎじゃないか?」
    「そんなことないよ」
    「そんなことないかな」
    「そうだよ」
    「そうか……」
    そうらしい。
    まあ、なんら文句はないので、考えないことにしよう。




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    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す~
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