うにゅほとの生活3136
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うにゅほとの生活3136

2020-07-12 04:57
  • 4

2020年7月11日(土)

恐る恐るWindowsUpdateを行う。
自動更新こそ切っているものの、たまにはしておかねば、今度はウィルスの脅威に晒されることになる。
「ふー……」
無事に済んで一安心していたところ、うにゅほがディスプレイを覗き込んだ。
「なにしてるの?」
「WindowsUpdate」
「それ、まえ、ぱそこんこわれたやつ……」※1
「そうなんだけどな」
壊れるかもしれないが、やらなければならない。
理不尽である。
「いっそ、昔のほうが楽だったかもしれないなあ」
「どのくらいむかし?」
「××が生まれてすらないころ」
「そんなに」
「当時は、PCなんて壊れて当たり前。動作も遅けりゃ容量も少ない。ネット回線も貧弱で、ホームページのトップに画像を置かないのが暗黙のルールだったりしたんだ」
「がぞう、なんでおいちゃだめなの?」
「小さな画像程度でも、読み込むのに時間がかかる。それくらい遅かった」
「それはおそい……」
「ともあれ、ガンガンに壊れるもんだから、自分で直す必要がある。いちいちショップに持って行けるほど金もないし」
「うん」
「だから、俺たちの世代でPC使ってたやつらは、変にスキルがあったりするんだ」
「へえー」
うにゅほが、うんうんと頷く。
「すごい」
「すごいだろ」
「なおすほうほう、どやってしらべたの?」
「そりゃ、PCが壊れてるんだから、スマホで──」
言い掛けて気付く。
「……当時、スマホないわ」
「だよね」
「(弟)か母さんのPCからってのはあったと思うけど、それ以前はどうしてたっけ……」
まさか、ネットのない状態から手探りで直したとでも言うのだろうか。
「──…………」
信じがたいことに、それ以外に答えが見つからない。
昔の俺、すごかったのでは?

※1 2018年10月31日(水)参照




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まず壊れる原因の9割が自分の操作ミスなんです。
失敗からだんだん覚えていった。
僕はそうでした。
4週間前
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>>1
昔は「何もしないで壊れる」なんてありませんでしたからね
今はあるけど(WindowsUpdate)
4週間前
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なにもしてないつもりだけど、害のないつもりで入れたソフトとかが、余計なところに余計な設定をしていたりでそういうのをさがしたりとかでレジストリや基礎設定には詳しくなった記憶があるなあ。ハード面はあまりつよくならんかったけど、少なくとも配線(内部ふくむ)や部品取り付け取り外しには不便のないだけの基礎知識と度胸は手に入れた記憶もある。そしてそれらを調べて行く根気強さとあっという間に時間の過ぎてる集中力とかも。
でも今のアップデートは多すぎる上に設定がもうこれでもかってくらいに奥の奥に隠してるなんての普通で、手におえないブラックボックスになってしまったなあ......やる前にBIOSふくめて初期インストール+バックアップ戻しできるレベルで準備がいりますからねw
4週間前
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>>4
昔から蓄積してきた記憶は薄れても、「自分でなんとかできた」っていう成功体験や、検索技術の向上から、自分でどうにかする癖はついてる気がします
うちの弟なんかは「兄ちゃんがなんとかしてくれる」って感じで一向に詳しくなりませんから、このあたりの差が大きいのかなと
4週間前
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