うにゅほとの生活3139
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うにゅほとの生活3139

2020-07-15 00:27

    2020年7月14日(火)

    「ゴールドポイント残高、47,192ポイント……」
    「すごい」
    「さて、何に使おう。××は欲しいものある?」
    「ほしいもの」
    うにゅほが小首をかしげる。
    「ほしいもの……」
    うにゅほが、大きく首をかしげる。
    「ほしいものー……」
    「倒れる倒れる」
    どんどん傾いていくうにゅほを支える。
    「わざとやっただろ」
    「うへー」
    「まあ、思いつかないのはわかったよ」
    「ほしいもの、あんましない」
    「だよな」
    うにゅほは、物欲がほとんどない。
    既にあるもので満足してしまう。
    「なんか、××って、そのへん(弟)と似てるよな」
    「(弟)、なにもかわないもんね」
    「植物みたいなやつだ」
    「うん」
    「……いや、××もだからな?」
    「わたしはちがうよ?」
    「違うのか」
    「わたし、ほしいの、みんなかってくれるんだもん」
    「あー」
    「ふくとか、ほんとか、おかしとか」
    たしかに。
    両親からすれば遅くにできた娘だし、機会を見つけてはなんだかんだと買い与えてしまう俺もいる。
    満たされていれば、欲求は起こらない。
    ある意味では当然のことだ。
    「だから、(弟)とは、ちがうきーする」
    「そうかもしれない……」
    「だから、ポイント、◯◯のすきにつかってね」
    「わかった、ありがとな」
    「うん」
    すぐには思いつかないが、すぐに使わなければならないわけでもない。
    慌てず騒がず欲しいものを探していこう。




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    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す~
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