うにゅほとの生活3161
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うにゅほとの生活3161

2020-08-06 03:36
  • 2

2020年8月5日(水)

カレンダーをめくるのを忘れていた。
ディスプレイの左上に手を伸ばし、画鋲が抜けないように押さえながらピリピリとめくる。
「──……?」
一瞬、戸惑う。
「九月?」
目の前には、九月のカレンダーがあった。
思わず右手を見る。
二枚の紙があった。
「八月のまで破っちゃった……」
「どしたの?」
「ほら」
七月と八月のカレンダーを見せる。
「やっちゃったぜ」
「どうしよう」
「どうしようなあ……」
と言っても、方法は限られる。
「こうするしかないかな」
九月以降のカレンダーを外し、八月のカレンダーを画鋲で直接貼り付ける。
「よし」
「あたまいい」
「普通だろ」
「ふつうかも」
「最後まで褒めてください」
「うへー」
楽しそうだ。
「一月から十二月まで壁一面に貼ったほうが、捗る気がする」
「やる?」
「やらないけど」
「やらないの……」
残念そうだ。
「壁に穴が開くだろ」
「そだけど」
「一部は仕方ないとして、壁全面にぐりぐり穴開けたくないよ」
「そっか……」
わかってくれたらしい。
「これに懲りて、カレンダーはちゃんとめくるんだぞ」
「……?」
うにゅほが小首をかしげる。
「冗談のつもりだったんだけど……」
「あ、ごめんなさい」
「──…………」
こんな思いをするくらいなら、ボケなければよかった。
ともあれ、今年も残り五ヶ月。
頑張っていこう。




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小説家になろうで異世界小説始めました


異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す~
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うちではこういうとき、そのままカレンダーに重ねて洗濯ばさみやクリップの出番ですw
1ヶ月前
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>>1
なるほど、その手もありましたね
1ヶ月前
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