うにゅほとの生活3162
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うにゅほとの生活3162

2020-08-07 02:53

    2020年8月6日(木)

    ふと思い出したことがあった。
    「××」
    「?」
    うにゅほが顔を上げる。
    「古銭揚げって知ってる?」
    「こせんあげ?」
    「古銭というより、小判の形をした揚げ菓子。揚げせんべいみたいなやつ」
    「おいしそう」
    「美味しいのかな……」
    「たべたことないの?」
    「ない」
    「そなんだ」
    Googleを開き、"古銭揚げ"で検索する。
    「……やっぱりないか」
    「なにが?」
    「古銭揚げ」
    「……?」
    うにゅほが小首をかしげる。
    「いや、古銭揚げって、今朝夢に出てきたお菓子なんだよ」
    「えー!」
    「実はあるのかなってちょっと思ってたんだけど、やっぱなかったわ」
    「そんしたきぶん……」
    「ごめんごめん」
    「もー」
    「でも、ありそうだろ」
    「ほんとにありそう」
    「だから、記憶にあるのが夢に出てきたのかなって」
    「あー」
    うにゅほが、うんうんと頷く。
    「じゃあ、あれあるのかなあ」
    「あれって?」
    「ひのぱち」
    「ひのぱち……」
    「まえ、ゆめでみた、たぶんおみせ」
    「何の店?」
    「わかんない……」
    「調べてみるか」
    「うん」
    Googleを開き、"ひのぱち"で検索する。
    「……ないな」
    「なかったんだ、ひのぱち」
    「何の店だったんだろうな」
    「おぼえてない……」
    夢なんて、所詮そんなものである。




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    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す~
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