うにゅほとの生活3214
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

うにゅほとの生活3214

2020-09-28 02:04

    2020年9月27日(日)

    「──◯◯、◯◯!」
    「ん……」
    昼寝をしていたところ、うにゅほに揺り起こされた。
    「……どした?」
    嫌な予感がする。
    うにゅほが俺を起こすのは、余程のことがあったときだ。
    だが、その予感はすぐに覆された。
    「うらのおばさん、れいぞうこくれるって!」
    「冷蔵庫……」
    「つーどあのやつ!」
    「マジか」
    思わず身を起こす。
    「ツードア式なら、さすがに霜もつかないだろ」
    「うん!」
    「今の冷蔵庫は(弟)にあげればいいし……」
    「ほしいっていってたもんね」
    そこまで言って、ふと不安がよぎる。
    「……でも、あんまり大きいと置けないぞ。さすがに」
    「だいじょぶ」
    うにゅほが小さく胸を張る。
    「みてきた!」
    「マジか」
    「ちょっとね、いまのより、おっきいくらい。あと、あたらしかった」
    「なら問題ないか」
    「うん」
    「お礼言って、もらってこよう。父さん連れて」
    「てつだう」
    「運ぶのは俺と父さんで大丈夫だよ。扉とか開けてくれるか」
    「わかった!」
    自室の冷蔵庫を弟の部屋へ移してから、新しい冷蔵庫を運び込む。
    うにゅほの言う通り、大きさに難はない。
    隣の小箪笥を移動する必要もなさそうだった。
    「──よし」
    設置を終え、ふたりで冷蔵庫を眺める。
    「いわかんないね」
    「色同じだしな」
    「せー、ちょっとたかいかな」
    「でも、冷凍庫のぶん、入る量は減ったっぽい」
    「そんなにたくさんいれないし……」
    俺たちが冷蔵庫に求めるものは、そう多くない。
    1.5リットルのペットボトルが冷やせて、霜がつかなければいいのだ。
    この冷蔵庫は、俺たちの希望を満たせそうだった。
    「かわずにすんで、よかったね」
    「ほんとな」
    出費が少ないに越したことはない。
    ありがたく使わせていただこう。




    バックナンバーはこちらから
    ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫


    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す~
    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。