うにゅほとの生活3241
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うにゅほとの生活3241

2020-10-25 01:54

    2020年10月24日(土)

    風呂から上がり、自室へ戻る。
    「しっぷはるよー」
    「うん」
    「すわってね」
    チェアに腰掛け、うにゅほに右足を差し出す。
    ぐい、ぐい。
    うにゅほの親指が、足の裏を圧迫する。
    「いたい?」
    「痛くない。と言うか、押しても痛くないのは最初からだって」
    「いちおう」
    心配性だなあ。
    「ねつ、なくなったね」
    「そう?」
    「けがしたひ、ねつもってた」
    「そうなんだ……」
    初耳である。
    自分で患部に触れる前にうにゅほに湿布を貼ってもらったから、気付くタイミングがなかったのだ。
    「あさって、あるきしごと?」
    「雨が降らなければ」
    「あめふってほしい……」
    「降ったところで、晴れたら行くけど……」
    「いちにち、あんせいにできる」
    「あー……」
    なるほど。
    「ほんとはさらいしゅうがいいけど、しごとだから」
    「そのぶん、今日と明日は全力で安静にするよ」
    「ぜんりょくで」
    「何もしない勢いで」
    「じゃあ、ベッドからおりたらだめね」
    「トイレも行けないんですが……」
    「しびん」
    「勘弁してください」
    「それくらい、あんせいにしててね」
    「わかった」
    痛みは、もう、ほとんどない。
    だが、治りかけが肝心だ。
    明日は、どこへも行かず、安静に徹しよう。
    それが、心配をかけてしまったうにゅほに対する誠意というものだ。




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    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す~
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