うにゅほとの生活3247
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うにゅほとの生活3247

2020-10-31 02:05

    2020年10月30日(金)

    「そう言えば、明日はハロウィンだっけ」
    「とりっく、おあ、とりーと!」
    「明日だってば」
    「わかってるよー」
    うにゅほが苦笑する。
    「こども、くるかな。おかしかってきたほう、いい?」
    「毎年来てたっけ……?」
    「きてないけど、くるかもしれないし」
    「この御時世だから、来ないと思うけど」
    「くるかもだし……」
    「来てほしいの?」
    「ううん」
    うにゅほが首を横に振る。
    「もしきたとき、こまるから……」
    「普通に謝るとか、そもそも出ないとか」
    「そしたら、いたずらされちゃうよ」
    「風習としてはそうだけど……」
    「くるまに、なまたまご、ぶつけられちゃう」
    「……あー」
    たしか、本場はそうなんだっけ。
    「日本では、ないだろ。したら警察沙汰だ」
    「そだけど……」
    うにゅほは心配性である。
    「でも、なげられたら、おとうさんおこるよ」
    「怒るだろうなあ……」
    「ね?」
    「でも、うちの車って、車庫に入ってるじゃん」
    「げんかんになげられるかもしれない」
    「どんだけ近所の子供を信用してないんだ……」
    「そういうわけじゃないけど」
    「渋谷のハロウィン、今年はどうなるんだろうな」
    「なまたまご?」
    「生卵から離れよう」
    「ばーちゃるしぶや、だって」
    「ああ、ニュースでやってたな」
    現実の渋谷を模したバーチャル空間で、自宅から一歩も出ずに散策したりイベントに参加したりできるものだ。
    コロナ禍においても馬鹿騒ぎできる場として用意されたものらしい。
    「でも、本物の渋谷にも人は集まると思う」
    「あつまるかな……」
    「鬼滅のコスプレした若者、百や二百じゃきかないと思う」
    「それは、うん」
    明日の渋谷の様子が目に見えるようだった。
    読者諸兄は、ちゃんと三密を避けていこう。




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    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す~
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