うにゅほとの生活3269
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

うにゅほとの生活3269

2020-11-22 03:54

    2020年11月21日(土)

    注文していたアロマオイルが、ようやく届いた。
    正確には、届いてはいたのだが、家族が受け取った上で忘れ去られていた。
    「もー……」
    うにゅほが、ぷりぷりしながらAmazonの紙袋を開封する。
    「おそいとおもった」
    「小さいから紛れちゃったんだな」
    紙袋から現れたのは、青い小瓶。
    「わ、おしゃれだ」
    「たしかに」
    「ラベンダーフランス、だって」
    「なんか人気ありそうだからラベンダーにしたけど、どんな匂いだっけ」
    「かいだことあるきーする」
    「どれ」
    小瓶の蓋を開き、香る。
    「──…………」
    思わず苦い顔になった。
    「……あー、こういう感じだったわ」
    「?」
    うにゅほが小首をかしげる。
    「嗅いでみ」
    「うん」
    すんすん。
    「──…………」
    うにゅほが眉をひそめる。
    「……かいだことある」
    「紛れもなくラベンダーだ、これ」
    「うん……」
    濃縮されたラベンダーの香りは、語弊を恐れずに言うならば、臭い。
    ただし、どんな香りであれ、濃くすれば臭いのは当然だ。
    「じゃ、加湿器にセットしてみるか」
    「みずにまぜたらいいの?」
    「それはダメ」
    加湿器を止め、温度を確認してから、蓋を外してアロマポットを取り出す。
    「これにオイルを数滴入れて──」
    アロマポットをセットし、蓋を取り付けて、準備は完了だ。
    「におい、すぐするかな」
    「強にしたらすぐ香るかもな」
    「してみましょう」
    ぴ。
    加湿器が稼働する。
    数分ほどして、
    「あ、あまいにおいしてきた」
    「本当だ」
    「くさくないね」
    「薄いと、いい匂いかも」
    「うん」
    何かが劇的に変わるわけではないが、悪くはない。
    他のアロマオイルも試してみようかな。




    バックナンバーはこちらから
    ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫


    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す~
    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。