うにゅほとの生活3275
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うにゅほとの生活3275

2020-11-28 04:10

    2020年11月27日(金)

    「──…………」
    どんよりとした気分で帰宅する。
    「おかえ──、り?」
    「ただいま」
    「◯◯、なんか、おちこんでる?」
    「……当たらずとも遠からず」
    「どしたの?」
    「仕事が急に忙しくなってさ」
    「うん」
    「土日、なくなった」
    「──…………」
    「おまけに、来週は来週で残業上等。場合によっては来週の土日すら怪しい」
    「しんじゃう……」
    「死にはしないと思うけど、気は塞ぐよな……」
    深く溜め息をつき、自室へ向かう。
    「わたし、できることある?」
    「うーん……」
    一緒に仕事を片付けてくれれば最高なのだが、不可能だし、できたらできたで自分が情けない。
    とは言え、何もないと答えるのは、あまりに冷たいだろう。
    「逆に、××は何ができる?」
    「うと」
    しばし思案し、うにゅほが答える。
    「かた、もむとか」
    「いいね」
    「こし、ふむとか」
    「最高じゃん」
    「わたし、やくにたつ?」
    「立つ立つ」
    「うへー……」
    うにゅほが、てれりと笑う。
    「最近、肩が凝り気味でさ。あとで揉んでくれる?」
    「いってくれたら、すぐもんだのに」
    「それも悪いし……」
    「わるくないよ」
    「そうかな」
    「くるしいの、かくすほうが、わるいよ」
    際限なく甘やかしてくる。
    「わかった。肩が痛くなったら、真っ先に言うよ」
    「よろしい」
    繁忙期、なんとか乗り切ろう。
    うにゅほに心配を掛けないようにしなければ。




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    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す~
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