うにゅほとの生活3280
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うにゅほとの生活3280

2020-12-03 00:46
  • 2

2020年12月2日(水)

今日は、弟の誕生日だった。
「◯◯、プレゼントなににしたの?」
「用意してないけど……」
「してないの」
「いい年だしなあ」
欲しいものがあるなら買ってやらないこともないけれど、基本的には無欲な男だ。
特に必要ないと言うだろう。
「××は、何か買ったのか?」
「うん」
「いつの間に」
「さっき、おかあさんといっしょにかってきた」
そう言えば、午前中に出掛けていたな。
「プレゼント、何にしたんだ?」
「うまいぼう」
「うまい棒……」
「(弟)、だがしすきでしょ」
「たしかに」
「だからね、うまいぼう、たくさんかってきた」
「うまい棒って、三十本入りの大袋で売ってるよな」
「うん」
「それ?」
「それね、ごふくろ」
「……百五十本?」
「ひゃくごじゅっぽん」
「それは、すごいな……」
「でしょ」
うにゅほが胸を張る。
「一日五本食べたとして、一ヶ月分か」
「たくさんあったほう、うれしいとおもって」
「(弟)も、きっと喜ぶよ」
「うへー……」
その前に面食らうと思うけど。
「でも、うまい棒とは言えそれだけの量だろ。買うといくらに──」
そこまで口にして、気付く。
うまい棒は、一本十円だ。
「……千五百円?」
「うとね、もっとやすかったよ。せんさんびゃくえんくらい」
「駄菓子って、採算取れてるのかな」
「わかんない……」
もっと商売っ気を出してもいいのではないか。
やおきんの経営状況を無駄に心配する俺たちなのだった。




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小説家になろうで異世界小説始めました


異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す~
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駄菓子屋さんがなくなっちゃったのがさみしいですよね。
あの趣があってこそ「THE駄菓子」って感じがします(しみじみ)
1ヶ月前
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>>1
採算取れないんでしょうね……
寂しいですけど、通うかと言えば通いはしないし
1ヶ月前
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