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うにゅほとの生活3369
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うにゅほとの生活3369

2021-03-02 07:33

    2021年3月1日(月)

    総合病院で胆嚢の検査を受けてきた。
    結果、
    「いし、なくてよかったね!」
    胆嚢にも、胆管にも、結石の姿は見つからなかった。
    「それはいいんだけどさ」
    「うん」
    「じゃあ、なんでここ痛いんだろう……」
    右肋骨下を、やわやわと押す。
    激しくはないが、まだ痛みがある。
    「すじ?」
    「筋かなあ……」
    「ちがうの?」
    「わからないけど」
    「うーん?」
    うにゅほが小首をかしげる。
    これ以上はやめておこう。
    俺の不安が伝染しかねない。
    「──まあ、しばらく様子を見ようって先生も言ってたし。痛みも和らいできてるし。大丈夫だと思うよ」
    「うん、よかった……」
    うにゅほが、安心したように俺の腕を抱く。
    「××」
    「?」
    「待合室だと、さすがに恥ずかしいんだけど……」
    「あ、そか」
    総合病院の待合室だ。
    コロナ禍の中ででも、かなり混み合っている。
    「××って、人目あんまり気にしないよな」
    「そかな」
    「たまに外でも抱き着いてくるし」
    「◯◯が、きにしすぎなきーする……」
    「そうかなあ……」
    自分にとって自分が普通なのは当たり前だ。
    だからこそ、うにゅほのほうが多数派なのかもしれないという知見は大切である。
    「……手だけ繋ぐか?」
    「うん!」
    うにゅほが、俺の手を取る。
    すこし低めの体温が心地良かった。
    この程度なら許されるだろう。
    ……たぶん。




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    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す~
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