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うにゅほとの生活3410
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うにゅほとの生活3410

2021-04-12 00:57

    2021年4月11日(日)

    「ふー……」
    Zoomを終了し、ヘッドホンを外す。
    「──…………」
    気配を察してか、自室の寝室側からうにゅほが顔を出した。
    「かいぎ、おわった?」
    「終わった終わった。ごめんな、そっちに押し込んで」
    「むずかしいことはなしてたね……」
    「まあ、そういうワークショップだからな」
    うにゅほが小首をかしげる。
    「わーくしょっぷ」
    「……説明が難しいな。体験型のセミナー、みたいなもの?」
    「せみなーは、なんとなくわかる」
    「今回は、こっちがお金をもらう立場だけど」
    「おいくらだっけ」
    「三万円」
    「わ」
    「来週もあるから、合わせて六万円。ちょっとした臨時収入だ」
    「すごい……」
    「毎週あればいいのにな」
    「じきゅう、ろくせんえんだもんね」
    「単純に時給でくくれるものでもないけど……」
    「そなの?」
    「そういうものなの」
    「そなんだ」
    うんうんと頷く。
    素直である。
    「──でも、すこし疲れたな。やっぱり頭を使うから」
    「ふとん、あたためておきました」
    「苦しゅうない」
    大きく伸びをして、うにゅほのベッドに倒れ込む。
    温かい。
    枕に顔を埋めると、うにゅほの濃い匂いがした。
    「あのシャンプー、もう使い切ったんだっけ」
    今年のホワイトデーに贈ったものだ。※1
    「うん。わたし、かみながいから……」
    「だよなあ」
    「すーごいつやつやしたよ」
    「知ってる。また近いうちに贈るよ。適当に理由つけてさ」
    「……おかね、だいじょぶ?」
    「六万円入るからな」
    「あ、そうだった」
    臨時収入の使い道が、あっと言う間に決まるのだった。

    ※1 2021年3月14日(日)参照




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    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す
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