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うにゅほとの生活3418
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うにゅほとの生活3418

2021-04-20 02:12

    2021年4月19日(月)

    「ただいまー」
    うにゅほが、リビングからひょこりと顔を出す。
    「おかえり!」
    「今、夕飯作ってたりする?」
    「まだだよ」
    「じゃ、ちょっと来て」
    うにゅほを手招きする。
    「?」
    小首をかしげながら、うにゅほがサンダルをつっかける。
    玄関を出ると、外壁塗装用の足場があった。
    「これ、のぼってみないか?」
    「え、かってにいいの……?」
    「知らないけど、いいだろ。うちの敷地にあるものなんだし」
    「あぶない……」
    「気が乗らない?」
    「──…………」
    「今なら、夕日が綺麗だぞ」
    「うー……」
    しばし思案したあと、
    「……いっしょなら、のぼる」
    「決まりだな」
    小さいが、しっかりとした階段に足を掛ける。
    思ったより揺れない。
    頭を打たないように気をつけなければならないが、過度に怖がる必要はなさそうだ。
    「こわいぃ……」
    うにゅほの腰が引けている。
    「んー……」
    あまり無理を言うのも可哀想だ。
    俺は、途中できびすを返すと、うにゅほの頭をぽんと撫でた。
    「ごめんな。戻ろうか」
    「でも」
    「危ないことは確かだし、無理してのぼるものでもないよ」
    「……ごめんね」
    「気にしない」
    うにゅほと一緒に夕日を眺めたかったのだが、仕方ない。
    窓からで我慢するとしよう。




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    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す
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