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うにゅほとの生活3439
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うにゅほとの生活3439

2021-05-11 01:42

    2021年5月10日(月)

    「◯◯ー」
    「うん?」
    「ゆうべ、たまごスープつくった?」
    「あー……」
    そう言えば、深夜に小腹が空いたから適当に作ったっけ。
    「ダメだった?」
    「おいしかった!」
    「そっか」
    思わず笑みがこぼれる。
    「どうやってつくったの?」
    「沸かしたお湯に味覇溶かして、卵を落として掻き混ぜただけだよ」
    「え、それでいいんだ」
    「元々、味覇が優秀な調味料だからな。それだけで美味い」
    「へえー……」
    うにゅほが、うんうんと頷く。
    「ね、またつくってくれる?」
    「いいけど、××だって作れるだろ。簡単だし」
    「そうじゃなくて……」
    困ったように、うにゅほが苦笑する。
    ああ、そういうことか。
    「わかった。飲みたくなったら言ってくれ」
    「うん」
    俺の作ったものが食べたい。
    それならそうと、はっきり言ってくれればいいのに。
    そんなことを思いつつも、今回は俺が鈍かった気もする。
    「そう言えば、最近、まともな料理作ってないな……」
    「◯◯、りょうりできるのにね」
    「いや、大してできないからな。××はその印象強いんだろうけど」
    うにゅほが家に来て間もないとき、見栄を張ってよく料理を作っていた。
    クリスマスケーキまで手作りしていたのだから、今では考えられないことだ。
    「おいしかったけど……」
    「レシピ見て作るんだから、そうそう失敗しないだろ」
    「そかな」
    「料理で大きな失敗をやらかす人は、レシピを見ないか、アレンジするか、余所見してるかだと思う」
    知らんけど。
    「……まあ、卵スープくらいなら、いつでも作るからさ」
    「うへー」
    うにゅほの笑顔を見て、今度チャーハンでも作ろうかと思った。
    レパートリーが中華寄りな俺である。




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    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す
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