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うにゅほとの生活3445
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うにゅほとの生活3445

2021-05-17 01:41

    2021年5月16日(日)

    「あめだねー……」
    「雨だなあ」
    「つゆかな」
    「そうかも」
    僅かに開いた窓の隙間から、しとしとと雨音が響く。
    夜風が涼しかった。
    「そろそろ、髪切らないとなあ」
    「えー」
    「めんどいめんどいで先延ばしにしてきたけど、前髪口に届いてるし……」
    「しばる?」
    「縛るくらいなら普通に──」
    そのとき、

    ──ブツン

    不意に、光が失われた。
    「わ!」
    「停電か」
    「◯◯! ◯◯!」
    「はいはい」
    暗闇の中、うにゅほの方へと手を伸ばす。
    「◯◯……!」
    うにゅほが、俺の腕に抱き着いた。
    すこし痛いくらいだ。
    北海道胆振東部地震の際の忌まわしい記憶が蘇ったのかもしれない。
    うにゅほを引きずりながら、窓の外を覗き込む。
    ブレーカーではなく、周辺一帯が停電しているようだった。
    「雷は鳴ってなかったよな」
    「うん……」
    「じゃあ、なんだろ」
    「じしん……?」
    「昼間、地震あったんだっけ」
    「うん」
    「関係あるかなあ……」
    そんな会話をしていると、ふと明かりがついた。
    「あ、ついたな」
    「ふいー……」
    うにゅほが、ほっと胸を撫で下ろす。

    ──ブツン

    「わあ!」
    「不安定だな……」
    「うー……」
    日頃、どれだけ電力に頼っているか、停電のたびに実感するのだった。




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    小説家になろうで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、選択肢の力でヒーローを目指す
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