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うにゅほとの生活3478
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うにゅほとの生活3478

2021-06-19 00:11

    2021年6月18日(金)

    「さっき、近所のスーパーの前にさ」
    「うん」
    「クレープの移動販売来てた」
    「おー」
    「食べたいな?」
    「たべたい」
    「いまから行く?」
    「もうすこししたら、ゆうはん……」
    「入らなくなるか」
    「うん」
    「じゃ、明日かな。明日も来てればいいけど」
    「きてますように……」
    「最近、クレープ食べてないもんな。コロナ以来だから、一年以上になるか」
    うにゅほが不安げな顔をする。
    「あのみせ、つぶれてないかな」
    あの店とは、俺とうにゅほでたまに行っていたクレープ屋のことである。
    「調べてみるか」
    「わかるの?」
    「食べログとかで……」
    店名で検索をかけると、やはり食べログがヒットした。
    「やってる?」
    「やってるみたい。口コミのところに、ちょうど今月のレビューがあるから」
    「よかったー」
    「行きたいんだけど、なかなかな……」
    行かなければ、潰れてしまう。
    それはわかっているのだが、どうしても足が遠のいてしまう。
    ままならないものだ。
    「十年後には、笑い話になってるのかな」
    「うーん」
    「なってないかな」
    「じゅうにねんごには……」
    二年で何があったんだ。
    「夕飯、なに?」
    「てんぷら」
    「おー」
    「いもあるよ、いも」
    「好き」
    「でしょ」
    クレープを食べていたら、サツマイモの天ぷらの甘みがわからなくなっていたかもしれない。
    食べに行かなくてよかった。
    明日もスーパーに来ていますように。




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