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うにゅほとの生活3511
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うにゅほとの生活3511

2021-07-22 00:51

    2021年7月21日(水)

    「おとうさんと、おかあさん、あしたからりょこうだよ」
    「ああ、言ってたな」
    正直、現在の感染状況で旅行になど行ってほしくはないのだが、半年前から計画していたものでもあるし、強硬には止められなかった。
    感染者数の増加している東京へは立ち寄らないと言うし、粛々と済ませてさっさと帰ってきてほしいところだ。
    「かじ、まかしてね!」
    「手伝うけど……」
    「ぜんぶまかして」
    「全部」
    「うん」
    やる気満々である。
    「洗濯物干したりとか」
    「まかして」
    「トイレ掃除くらい」
    「やる」
    「トイレの上の棚にあるトイレットペーパーは」
    「それはとって……」
    「はいはい」
    うにゅほの身長では、飛び跳ねても届かないものな。
    「やる気があるのはいいけど、俺たちにもすこしは残しておいてくれよ」
    さすがに自分が情けない。
    「うと、なにする?」
    「××がしたくない家事ってあるか?」
    「ない」
    「だよな……」
    全部やるって息巻いてたわけだし。
    「じゃあ、掃除かな。部屋の掃除は元から××任せだから、このくらいは」
    「わかった!」
    「(弟)は、言えばなんでも手伝うだろ」
    「はーい」
    うにゅほは、その出自のためか、仕事を任されると喜ぶ。
    必要とされることが嬉しいのだと思う。
    だからと言って、それに甘えるのもよろしくないので、今回のように上手くバランスを取ることが肝要だ。
    「がんばるよ!」
    「ああ、頑張ろうな」
    髪の毛を手櫛で梳いてやると、くすぐったそうに笑うのだった。




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