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うにゅほとの生活3523
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うにゅほとの生活3523

2021-08-03 00:14

    2021年8月2日(月)

    「──…………」
    死んだ目でディスプレイを見つめたあと、無言でうにゅほを手招きした。
    「?」
    「これ」
    「しゅうかんてんき……」
    「明日の最高気温は?」
    「うあ、さんじゅうよんど!」
    「明後日は」
    「さんじゅうにど」
    「明明後日」
    「さんじゅうさんど……」
    「今週は、死人が出るぞ」
    「でるかも……」
    「今年、ひどいな。マジで」
    「すーごいあつい」
    「エアコンなしでー、なんて言ってられないぞ」
    リフォームをする前は、自室にエアコンなんてものはなく、扇風機だけで一夏をやり過ごしたものだ。
    以前の生活を懐かしみ、年に一度くらいはエアコンを禁止してみたりするのだが、今年は無理だ。
    命に関わる。
    「エアコンつけてよかったな、ほんと」
    「もうもどれない……」
    「人はこうして堕落していくんだ」
    「ぶんめいさいこう」
    「機械帝国の逆襲」
    「なにされるの……」
    「エアコン様をうちわで扇がされる」
    「いみあるの、それ」
    「さあ……」
    「やだな」
    「俺だって嫌だよ」
    完全に頭を使っていない会話を交わしながら、爪先で扇風機をつける。
    「設定温度高めで、扇風機で調整するのが体にいいと思うんだよ」
    「たしかに……」
    「ほら、おいで」
    「ん」
    うにゅほが膝に腰掛ける。
    最近、何かとくっつきたがりのうにゅほだった。




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    小説家になろう、カクヨムで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、押し付けられた選択肢に抗いヒーローを目指す~
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