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うにゅほとの生活3524
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うにゅほとの生活3524

2021-08-04 01:16
  • 2

2021年8月3日(火)

デスクに突っ伏し、口から魂と共に言葉を漏らす。
「だッ、るうー……」
「だいじょぶ……?」
「だめかも」
「ねつは」
うにゅほの冷たい手のひらが、俺の額に触れる。
「うん、ねつなさそう」
「夏バテかな……」
「ずっと、あちーもんね。ことし、すごい」
「うん……」
連日の真夏日だ。
元より体の弱い俺のこと、体調を崩すのも無理からぬことだろう。
「××は大丈夫……?」
「わたし?」
「ああ」
「わたし、げんきだよ。すごい?」
「すごいすごい」
さすが健康優良児である。
「──そうだ。今日、定期受診の日だった」
「あー」
「最近、混んでて嫌なんだけど、薬切れたら困るしな。行かないと」
「わたしもいくね」
「ああ」
今更、うにゅほに遠慮したりはしない。
予約した時刻にかかりつけの病院へ向かうと、既に多くの患者が待合室で順番を待っていた。
「──…………」
「つらい?」
「すこし……」
「テーブルあるとこ、いこ。ねれるよ」
「うん……」
テーブルに身を預け、目を閉じる。
「──ああ、そうだ」
ポケットを漁り、こんなこともあろうかと持ってきておいたイヤホンをうにゅほに差し出す。
「?」
「……俺、寝てるとき、暇だろ。なんか見るなり聞くなりさ」
うにゅほが、慈しむような笑みを浮かべる。
「ありがと」
今日は、結局、一時間半ほど待った。
前はこんなに混まなかったんだけどなあ。




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机に突っ伏して寝たってことかな?
除菌ティッシュで拭いてからしました?
1ヶ月前
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>>1
腕を枕にしたんですが、除菌はしてないですね……
気を付けねば
1ヶ月前
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