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うにゅほとの生活3526
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うにゅほとの生活3526

2021-08-06 00:47

    2021年8月5日(日)

    「……スネが痛い」
    「すね?」
    「ヒリヒリする」
    「みして」
    作務衣の裾を上げ、つるつるのスネをうにゅほに見せる。
    見た目から何から暑苦しいので、しばらく前からスネ毛を剃っているのだ。
    「あ、ちょっとあかくなってる」
    「カミソリ負けしたみたい」
    「おろないんぬるね」
    「お願いします」
    うにゅほが、軟膏をたっぷり指に取り、俺のスネにぺとりと塗る。
    「◯◯、かみそりに、よくまけるねえ」
    「剃り方が下手なんだろうな」
    「シェーバー、すねにはつかわないの?」
    「使ってもいいんだけど、範囲が広いからさ。すぐ洗浄する羽目になって面倒くさい」
    「でも、まけるよりいいきーする」
    「そうかもなあ……」
    「かとう」
    「敵前逃亡のような気がするけど」
    「ひだりあし、だして」
    「はい」
    左足にも同じく軟膏を塗っていく。
    「シェーバー、風呂でも使えるんだよ」
    「あぶなくないの?」
    「本体は水につけちゃダメだけど、剃るところは大丈夫みたい」
    「それるの?」
    「剃れることは剃れるけど、剃れたかどうか確認できない」
    「あ、めが……」
    「うん。風呂場で眼鏡掛けたら曇るから」
    「それはだめだ」
    「T字は泡の形でわかるからT字で剃ってたんだけど、やっぱシェーバーかな。毎回ヒリヒリしてるし……」
    「わたし、シェーバーあらう?」
    「いや、さすがに」
    おんぶに抱っこが過ぎる。
    「シェーバーあらうの、たのしそう」
    「どこが……?」
    「なんとなく」
    うにゅほにかかればなんでも楽しそうになってしまう。
    日常の小さなことに楽しみを見出す天才なのかもしれない。




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    ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫


    小説家になろう、カクヨムで異世界小説始めました


    異世界は選択の連続である ~自称村人A、押し付けられた選択肢に抗いヒーローを目指す~
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