うにゅほとの生活914
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うにゅほとの生活914

2014-05-28 23:40

    2014年5月28日(水)

    「──××、××」
    ちょいちょいとうにゅほを手招きする。
    「?」
    「面白いものを見せてあげよう」
    そう言って、ディスプレイを指し示した。
    「ちきゅう」
    「そう、地球。ただし──」
    マウスをドラッグする。
    「自在に動かせる」
    「おー!」
    Google Earthをインストールしてみたのだった。
    「ちきゅうぎだ」
    「とんでもなく精密だけどな」
    マウスホイールを操作し、画面を拡大していく。
    「わ!」
    「うちも見えるぞ」
    「みたい、みたい」
    うにゅほが無邪気にはしゃいでいる。
    なんとも微笑ましい姿だ。
    「えーと、だいたいこのあたりかな」
    「ここ?」
    「ほら、これが中学校」
    「ほんとだ」
    「ここが、うちの前の公園で──」
    ストリートビューに切り替える。
    「あ、うち! うちだ!」
    「うちだな」
    「すごいねえ、すごいねえ……」
    感動している。
    なんだ、かわいいぞ。
    「ね、べつんとこもみたい」
    「ああ」
    ストリートビューを利用し、擬似的に近所を散策する。
    「てんきわるいねえ」
    曇りの日に撮影車が来たのだろう。
    「あ、昨日散歩したサイクリングロードでも見てみるか」
    「みる」
    ストリートビューを終了し、画面をわずかに縮小する。
    「このへんだな」
    「ほんとだー……」
    「こっちの、緑の多いとこに、きつねが住んでるんだろうな」
    「この、へんなのは?」
    「草野球の練習場」
    何故かはよくわからないが、歩いて行ける範囲に片手で余るくらいある。
    バッティングセンターも二軒ある。
    強豪という話は聞かない。
    「そうさしていい?」
    「ああ」
    うにゅほにマウスを譲り、トイレに立つ。
    帰ってくると、何故か、モンゴルのドゥンドゴビ県が表示されていた。
    なにをどうしたらそんなところに。



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