うにゅほとの生活1004
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うにゅほとの生活1004

2014-08-27 23:39

    2014年8月27日(水)

    「とうとう買ってしまった……」
    「かっちゃったねえ」
    自室の真ん中にでんと置かれたダンボール箱を撫でながら、互いに苦笑しあう。
    手回しシュレッダーのハンドル紛失事件から一ヶ月以上が経過し、不要な書類が溜まっていた。※1
    そこで、とうとう電動シュレッダーの購入に踏み切ったのである。
    「××、すごいぞ」
    「?」
    「このシュレッダー、同時に五枚まで細断できる!」
    「おー」
    「手回しなんて、一枚一枚差し込んで、一枚一枚ぐるぐるぐるぐる……」
    「あれつかれるもんねえ」
    「よし、要らない書類を一気に五枚行ってみよう」
    「うん」
    ずごごごごごごご──
    「ヴぉー、すげえ!」
    「すごい」
    「しかも速い!」
    「はやい」
    「そして、こんなに細かく!」
    「ほんとだ」
    いま思い出してみると、俺とうにゅほの温度差が半端ではない。
    うにゅほにはシュレッダーを使う用事がまずないのだから、あまり興味がないのは当然と言えば当然だろう。
    「やー、ケチらないで最初から電動のを買ってればよかったなあ」
    「まえのしゅれっだー、いくら?」
    「あれで二千円だったかな」
    「これいちまんえん」
    「そう」
    値段は五倍だが、性能にはそれ以上の差がある。
    「まえの、すてる?」
    「ハンドルが無ければ、ただフタの重い小箱だからな……」
    「……ハンドル、どこいったんだろねえ」
    「そうだなー……」
    数年後くらいに、絶対に考えられないような場所からひょいと姿を現しそうだ。
    「どこから出てくるか、ちょっと楽しみだな」
    「うん」
    探す必要がなくなったので、のんきなものである。
    個人的には、リビングのPC付近が怪しいと睨んでいるのだが。

    ※1 2014年7月19日(土)参照



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