山奥ニートの葉梨さんがシェアハウスに遊びに来る日。
その前に午前中からレンタルニートが入ったので出かけた。
普段はLINE@から利用を受け付けることが多いが、今回はtwitterからの連絡だ。
利用者はフリーターをしているという若い女性。
アクティブにいろいろ出かけたりするタイプだが、今後の就職などを考えると不安もあるという。
ほかにも地元のお友達が引きこもりがちで、最近関わりが薄くなってしまっているのだとか。
友達のほうも、現在の自分に自信がなく人と関わりづらくなったりするのだろうか。
やっぱり大人になると、学校を中退したり、仕事を辞めたりした境遇から人と関わりを持たなくなるという例がよくある。
思えば、俺は大学を留年して開き直ってからは自分から積極的に友人たちを遊びに誘うようになった。そうやって昔の仲間を集めてみると、意外とみんな同じく留年してたりでうまくいってなかったりするもんだ。
楽しく遊ぶための関係に、普段どんなことをしているかは関係ない。自分の立場を余計に考えないようにしてからは、非常に気が楽になった。
このときはそんな今までの俺の地元の友人との関係の話をした。
昼過ぎに葉梨さんを駅に迎えに行ってシェアハウスに招待した。
今日は事前の案で「30歳の集い」みたいな話も考えていたことから、30歳で同い年のクラさんとぬるま祐さんも呼んでおいた。葉梨さんもまた30歳である。
最近遊戯王のデッキをたくさん作って布教活動をしているので、葉梨さんからも「イメージの合うデッキを作ってほしい」と事前に言われていたのだった。
永続魔法「スローライフ」がイメージに合っていると思ったので、それに合わせた「妖仙獣」デッキを作って渡した。実際のところ、このスローライフは言うほど強くはないが、楽しくやるにはそういうガチでないカードを切り札にするのも楽しくてよい。
夕飯はみんなで鍋をやった。
一応、30歳の集いみたいなものになってたので、「30歳を迎え、最近どうですか?」というような話も振ってみた。親はなんか言ってくる?という話題については、意外とあまり強く言ってこない家もあるらしい。
俺もまぁ、全く干渉されないということは決してないが家族関係は良好な方だ。
他にもニー株について実際どう思っているかなど俺の気持ちを話した。
付き合いが長くなってきたが、葉梨さんはよき友人である。
「共生舎にも来たらどう?旅費をクラウドファンディングで募って」という案もあったので、それも面白いかなと思っている。夏場に行く想定でやってみようかな。
13日
引き続きシェアハウスにある遊戯王カードの仕分けをしながら、twitterでも布教用にカードをあげる旨をツイートしつつ、今までに作ったデッキの内容を紹介した。
自分なりのコンセプトを紹介するのって楽しい。
中古で買い集められたカードの中には、「強欲で謙虚な壺」が30枚もあった。
業者から流れてきたものなのか、ノーマルでも有用な汎用カードがたくさん入ってる。
店で買ったら1枚100円以上はするんじゃないだろうか。
14日
バレンタインデー。
シェアハウスで、「男たちでチョコを食べる会」みたいなものをやることになった。
住人たちは手作りチョコを作るらしい。
早めに手作りお菓子を作っておいて、夕方からそのチョコ祭りをやった。