温泉に行きましょうというレンタルニート連絡があったので、依頼主の車に乗り深谷にある温泉に行くことになった。
しかし温泉同行依頼といえば前に嫌な思い出があり、ゲイっぽい人に執拗に下ネタを振られて困惑したことがある。まぁ普通の下ネタだったら別に「好きなAVのジャンルを話して盛り上がる」だとか学生のようなノリは男同士ならよくある話なのだが、そのときの依頼者はこんな発言をしていたのだ。
「温泉同行の依頼って今までにありましたか?無い?じゃあ裸の付き合いは僕が初めてということですね。エヘヘ」
「僕ちんちんが包茎なのが悩みなんですよ。仲さんはどうですか?」
「イケメンなのに彼女いないんですか?女に興味ないんですか?」
「オナニーの頻度はどのくらいですか?」
これらのうち1個だけ、冗談ぽく笑いながら発言するとかならまだわかる。
だがこのときはあまりにもその様子が明らかだったので、「いやーそういうのはやりづらいですね(苦笑い)」と、なんとかやり過ごすしかなかった。
そういった人がいることはやり始めた頃から想定しているし、いつでも冷静に対処するつもりでいる。ちょっと嫌な思いをするだけでテキトーに振る舞ってれば1時間1000円もらえるなら安いもんだ。
若い女の人がこれに近いセクハラ発言を受けて男に嫌悪感を覚えるのはこういう感じなんだろうなぁと思う。
しかし、自分には「若い女には真似できないことをやってやろう」という気持ちが大いにある。
考え方を変えれば、男の人と銭湯の男湯に付きそうことは女にはできない。深夜までかかりそうなスケジュールで男の人の車に乗っていくこともリスクが高い。
よくある業者のレンタル彼女では依頼者の車に同乗することはないだろう。ドライブデートは「密室はNG」というルールに引っかかる代表的な例だから。
この点だけを限定的に見るとレンタルニートのほうが部分的に優れている。
そうやって成人男性であるだけで活かせる能力をうまく使っていきたい。
で、あれこれ言っておいてだが、今回の連絡についてはあまり心配はなさそうだなという感じがしていた。
メールの内容では医療系に勤めている人だというが「夏場のエアコンで冷えた体には温泉がいい」という説得力のある話をしていたし、1人ではなかなか行く機会がないということ、さらには行きたい温泉がもう候補として2箇所に絞られている具体性などから、これは温泉に行くことが主目的であるということが伝わってくるからだ。
結論から言うとそのとおりで、全く問題なく安心できるお方だった。
まずは上福岡駅付近のマクドナルドで待ち合わせをして、それから高速に乗り深谷へ向かった。
依頼主の車で出かけたことは前にも何度かあるが、高速乗って出かけるとなるといつもと違う気分でよい。
今回行ったのは深谷の花湯の森。
いい雰囲気の露天風呂などもあるのだが、やっぱり温泉内部は撮影できないのがブログとしては残念である。
温泉の様子はHPからどうぞ。
http://spa.hanayunomori.jp/spa/index.html
なんだか周りが田んぼだらけで田舎っぽい場所にあるが、ちょっと離れた場所にきたおかげかとてもよい温泉だった。12歳以下は利用不可で、なんだか本格的だ。あまり混まず空いている。
少し雨が降ってたけど、露天風呂のうち屋根のある位置でのんびり風呂につかった。
話によれば、温泉につかって体を温めることはとても健康によく、運動と比較しても効果が高い場合も結構あるらしい。ジョギングやウォーキングもやり方が間違ってると効果が薄かったりするため。
副交感神経を活性化させて血流を良くすることで内臓にもよかったり、リラックスして眠りの質があがったりということが期待できるそうな。
風呂につかりながら医療のことや、互いの生活に関することなどを話した。