• VRChatの楽しみ方

    2019-01-14 11:017

    ■概要
    思い出してみれば、2017年の5月。
    まだ The hub(現old hub)にアクティブユーザーが十数人居ればパブリック最大インスタンスだった頃。(同接2桁)日本勢も会えずに適当なワールド巡るのはかなり虚無だった。
    この時(広大なフィールドは環境音がないと孤独感が高まるんだなぁ)とか思ったりしてました。
    昔のフレンドワールドは「フレンドのフレンド」が入場可能だったので、実質パブリックでした。その為、ほぼ建てられるインスタンスは「現invate only」だったのも厳しさに拍車をかけました。(フレンドが居てもインスタンスのオーナーが分からないと入れない)
    そんな中「まぁ今日はいっか」と割り切ってサクッと落ちてBlender触ってましたね。(制作までがVRChat)

    そんなVRChatも、様々なアバターに恵まれ、アクティブユーザー数も文字通り桁違いに増え。
    交流会などのイベントも珍しくなくなり、Vtuberさんなんかも訪れるようになって、随分にぎやかになったと思います。
    そんなVRChatの楽しみ方を紹介しようと思います。


    ■本題に入る前に…
    自分は.hackとか、SAOとか、ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? とか。その手のネトゲを題材にした作品が好きなんですよね。
    何故かと言うと、共感できる思い出がそこにしかないからで…学校生活はそれなりに送ってましたが、強烈に残ってるのは当時やってたネトゲで体験したボスに挑むお祭り感とか、よくわかんないマップを友達と徘徊して意味もなく奥地まで行った事とか。
    なんか、現実では味わえない冒険とか、魔法を持って強くなってゆく感覚とか、ファンタジー世界で生きる実感みたいなものに凄くあこがれる。
    あと「けもみみの女の子になりたい」っていうどうしようもない性癖も抱えてる。

    つまり、魔法だって使いたいしあの日みんなでボスを攻略した高揚感だって欲しい。
    そのうえで、けもみみの女の子として生きれるならもう言う事なしって感じですね。

    まだ、信じているのだよ。
    どこか別の世界には、本当にあのけもみみっ娘が存在するのだと


    ■VRChatはぶっちゃけ見るだけで楽しい
    「は?」と思われるかもしれないですが、見るだけで結構楽しいです。
    自分の趣味の話になるんですけど。
    オンラインゲームのスクリーンショットを見るのが楽しい」んですよね。

    VRChatの前はECOプレイヤーのスクリーンショットを追いかけてました。
    ECOやった事ないのに…。やってないのは本当に申し訳ないんですけど…。
    (正確には3時間くらいプレイしたのですがMMOのUIに圧倒されてモチベーションが完全に削がれてしまった)
    でも、ECOのデザインってかわいくてめっちゃ好きなんですよね。
    公式ファンブック買いました。
    さらに、長期プレイしてるユーザー多く、スクリーンショットから”””その世界に生きてる感じ”””がすごくにじみ出ていて。スクリーンショットは一線を画す良さがありました。

    かわいい上に生きてる感じがする

    でも、MMOっていざプレイするとなると、課金とかプレイ時間だけじゃなく育成とかも時間とられて、その実狩りはそこまで面白くなくて、面白くない狩りを友達と一緒になんとかして、それが面白かった記憶として保存されてるってあるじゃないですか?

    可食部の「思い出」に対し、思い出を作るために必要なタスクって結構多い気がするんですよね。で、オンラインゲームのスクリーンショットというのは、その可食部だけを抽出したスナックなんですよね。最高。
    いうなれば、他人の想いでをつまみ食いするような。MMOのプレイそのものより、MMOをプレイした思い出に浸る方が好きみたいな…

    【メイプルストーリー】15周年記念ソング「History」banvox ft.野沢雅子andサイプレス上野

    ここでVRCのスクリーンショットに戻るんですけど。
    バッチリ決まったCGじゃダメなんですよ。

    自分が欲しいのはキャラクターのブロマイドではなく、誰かの思い出をつまみ食いする事なので。
    エディタで数時間かけて作り込めてしまう絵って、すごい高品質でそれにしかない魅力はめっちゃあります。自分もモーショングラフィックスとかデレステのMVとか好きですから。
    ただそれは、絵の出来の良さを楽しむもので「仮想世界で生きた日々の想い出」とうのはないんですね。(そういう物として作ってるので当然なんですが)

    VRCのスクリーンショットは「実際に人が動いて、作り込めない状況で、思い出として撮ってる」から最高なんです。めり込んだりしてる雑さが(これはこの世界で生きた記録なんだ)って認識を強めてくれる。バリバリに決まったCGだとこうはならない。プロが作り込んだモーションを再生してしまったらその感じは出ない。

    かわいいモデルをアバターとする事で「おっさんの皮」なんて揶揄されてたりしますが。
    「その人がそこで生きてた事実」って、本質的に年齢も性別も関係なくて。
    そういった実在感や、実感が欲しい人にとってはあまり関係ないんですよね。

    自分の脳では、現実世界とVRChatの世界は地続きだと思ってます。
    そしてVRCの世界に行ってるプレイヤーが、VRCの中にあるスマホで撮った絵がSNSで投稿されてるって解釈にしてます。そうしてスクリーンショットを眺めてみると”ただのキャラクターのCG”ではなく”思い出”として認識できる。
    そこに、ネトゲに熱狂した熱量を再燃させてくれる燃料がある。

    つまり…こういう風に捉えてみれば、そもそもスマホでVRChatを楽しむスタイルがあったりするわけです。
    改変アバターとか、ワールドのアイディアとか、イベントとか、色々なアイディアもつまってて、新しい発見があったりするのもいいです。
    実際にVRじゃないと気づけない事とかあるのですが、それはまた置いといて。


    ■BlenderとUnityまでが遠足VRChat
    今VRCのプレイ時間を確認したら456時間でした。
    お前…VRCやっとらんやんけ!!!!!ってやつですね。

    確かに、普通にゲームやVRゲームなどに比べたら相当やってる方ですが…VRCの長期プレイヤーは数千時間いってるので、そういった人と比べてしまうと2017年5月から初めてこの時間は結構やってないと言えます。
    で、結局VRC外のBlenderとか、Unity触ってる時間が長いとかいうオチだったりするわけです。今はプログラミングの事ばっかしてますが…

    で、VRCでここまで驚異的に人を惹きつけるのって何だ?と考えた時

    VRCは半分作品の投稿サイトなんですよ。要は「pixivをVR化したもの」
    例えば3Dのキャラクターを作っても、ちょっと前だと用途は限定的だったり、国内だとニコニ立体に投稿するぐらいしかやる事なかったわけじゃないですか。
    (Sketchfabごりごりに使ってる人ごめんなさい)

    でも、VRCだと「目の前に出せて・持ち歩けて・誰かに見せれる」VR作品の投稿サイトなんですよ。
    表現の方法だって多様で。アクションという「動き」まで投稿できてしまう場。なんなら弾き語りをする人も居る(音質よりもライブ感って感じですが)
    そして「目の前で言葉にして感想を言ってもらえる」わけです。その、実体の見えないいいねとか、ファボとか、登録数とか…そういうのじゃなく、生の人がそこに居るわけですから。

    創作してる人にとってこんな魔力的な体験ってないわけです。

    それもこれも、VRChatの「ユーザーにUnityを使わせる(UGCの機能をパッケージにする気なし)」という挑戦的な発想と、Unityとアセットバンドルにべったり依存する狂気の実装と、無い物はお前が作れのフロンティア精神の成した偶然でしょう。

    そういえば、マリオを作った宮本茂さんもマインクラフトについて語っていた。
    何か通ずるものがある気がする。
    「遊び」を作る遊び というやつ

    ■まとめ
    あえて、ほかのユーザーと知り合う方法とか、友達が云々というのには触れませんでした。
    そういうのは別の人が語ってくれると思います。

    人は、何かを求めて行動します。
    そして「無造作に与えてくれる誰かというのに巡り合う事」ってそうそうないと思います。
    (1億円をバラまく社長がいるのは実にフィクションじみてて好き)
    これはVRとか、VRChatとか、関係なくそうなんじゃないかなって思います。
    VRのHMDも、Unityも、Blenderも、ペイントソフトも、パソコンも。
    そこに在るだけでは何も与えてくれません。
    求めて行動して、無ければ作って、はじめて欲しい物にたどり着けます。

    そして、何かを求めて行動したその先に偶然でくわした誰かと一緒に居るだけなんじゃないかなと思います。
    自分はVRChatとか関係なく。世界はそういうもんだよなって思ってます。
    学び(遊び)は、何かを与えてくれる

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  • 安価にキャラクターの3Dモデルを用意する方法!

    2018-11-15 10:1928

    そんなのありません。

    ■前置き

    何も言い訳になりません。私が制作に関わった当時は…
    「ラフイメージの提出&ミーティング→パーツ単位で進捗状況の報告→細かい修正指示→再度、進捗の提出」というサイクルを何度も繰り返して制作してました。
    また「無料でやってもらおう」なんてつもりは毛頭なく、知り合いのプロで3Dモデラーやってる方にいくら払うべきなのか?相場や見積りはどうすべきか?をきっち相談して、金額面での打ち合わせもし、金額を回収するための手段(クラウドファンディングの検討)やモデラーさんに還元する方法を必死に考えながら制作してました。
    (当然ですが、結果として支払いは発生しませんでした)

    また、私はずっとオリジナル作品しか使ってないにもかかわらず「VRChatが永遠、後ろ指さされる事」に対する問題意識はお互いに共有していたつもりでした。
    その事について、コミュニティ内でも何度も揉めてました。
    誰かが間違うぐらいなら、自分のモデルを使ってもらって、変な使われ方されたとしても自分が嫌な思いをする方がマシだという思いで極力緩い方針でモデルの配布も行ってました。

    そういった背景があっても、起こる時は起こります。
    外から見えてる物と、当事者から見えてる物には乖離があると思います…


    ■3Dモデル発注時における対策

    結論から言うと、3Dモデルを発注する際は以下の実施を検討するのがよいと思います。

    ・フルスクラッチの場合は、制作過程の映像を撮ってもらう。
    すごい手間ですが…この分も作業工程として見積もってもらい、撮影費を払った方がマシです。

    ・間に企業に入ってもらう。
    安全費で数十万乗っかるぐらいなら安い世界。という認識でいてください。

    ・実績の多い人に頼む。
    実績を積み上げる方が遥かに大変なので、費用対効果が悪くなります。



    ■「お金がない!」「安価で3Dモデルが欲しい!」という方

    「諦めましょう」

    安かろう悪かろうどころか、お金を払う場合でもダメな時はダメです。
    フルスクラッチのモデルは技術を持った人をまとまった期間稼働させるので…数十万とかかります。企業対企業であれば三桁かかって当然ぐらいのものです。
    そもそもそういう物です。

    幸いにも、自分が3Dを自作して配布していた当時(2017年下半期)から状況は変わって…
    販売されてるオリジナルアバターがだいぶ増えてきました。
    “VRコミケ”ここにあり 熱気溢れる「バーチャルマーケット」現地レポ
    仮想世界でアバター即売会、VRChatで開催された『バーチャルマーケット』が試着もできて凄い

    実際、販売モデルの中にはVtuberとしての活動を許可するものもあります。
    ※モデル個別の規約を読んで運用してください※
    個性を出すためにある程度アレンジなどすべきですが、オリジナルの装飾を用意するだけでいいのであればフルスクラッチからは大分ハードルは下がります。

    また、2018年4月にはVRMの発表
    そして簡単にモデルが作れる「VRoid」の発表。
    ピクシブが「VRoid Hub」発表、自分の3DキャラをVTuberやゲームで共通利用

    VRoidが出る前、開発者であるのりお様とアバター文化についても色々お話しました。
    明確なビジョンをお持ちの素晴らしい開発者の方でしたので、どうしてもオリジナルの3Dモデルが欲しい方はVRoidを使う技術を習得する方向に向かって欲しいと感じます…

    バーチャルキャストに限って言えば、キャラクターメイキングソフト「Vカツ」の連携
    VカツがVRM対応、バーチャルキャストに“行ける”ように

    こういった動きは、今後VRMをハブとしてどんどん盛んになってくると予想します。
    なので「必ずしもフルスクラッチで用意する」必要性は薄くなってきており、その人の資金相応の代替案が用意されはじめています。ありがたい事に…。

    カスタムキャストや、アバターシステムを内包したアプリなども出てきてます。
    「カスタムキャスト」でここまで作れる!話題の自作モデル特集

    これらは2017年には無かった物です。
    その上でまだ変な作り方しようもんなら「オメーなーー」って気持ちになります。
    よくできた改変でも、面影は残りますし見る人が見れば(ん?なんか似てるな?)ぐらいの印象は持たれると思った方がいいです。
    自分が言うのも説得力に欠けますが、分かる方が見ればすぐ分かります。
    「分かって当然」ぐらいに思った方がいいです。


    なので「3Dモデルが金額の問題で用意できない」方は、数多くある代替案から選択し
    それらの手段が納得できない&お金がないなら本買って自作しましょう。
    自作すれば「何故、3Dモデルが高価であるのか?」も分かると思います。



    今後、間違う人が少しでも減れば幸いです…

  • Vtuber活動の縮小について ※引退ではありません

    2018-11-02 02:2643

    ■本ブロマガはアフィブログでの掲載を禁止します
    アフィブログの掲載を見つけた方で私の連絡先を知ってる方はご連絡ください。

    ■概要
    以前、5/4に更新のブロマガ「けもみみおーこく国営放送の今後について」と基本的に大きくは変わりません。
    しかし、2017年末からの約1年でVtuber関係の動きは1ヵ月先どうなってるかもわからないぐらい流動性が高く、中長期の具体的な指針などを立てるのが難しい状況にあったと思います。
    なので、改めて半年後となる現時点での意思表明をしようとおもいます。

    ■案件について
    案件は3月からは原則断りはじめ、5月には対外的には「全て断る」と明示していました。
    それに加え、今後は活動を縮小するという方針が分かるブロマガや、Youtubeチャンネルの進化(個人としてのチャンネル登録者数は0人)などを発表してきました。
    また、私が事務対応/監修/制作などを含めすべて行っているいち個人制作である事は動画内でも明示しています。
    にも関わらず、依然として何かしらの依頼等を相談される企業様がいらっしゃいます。
    今後も全ての案件をお断りさせていただく事になります。

    ■物事の優先順序
    仕事/生活/(残りの)案件>>>仕事に必要な事>個人制作(Vtuber活動)

    仕事や生活は「やらなければならない事」で、仕事に必要な事は「やるべき事」です。
    個人制作は個人の作品なのでやらなくても問題ない事です。
    個人の作品は無くても困らない。

    外からみたら私は何もやってないように見えますでしょうが、時期によっては引っ越し作業や引っ越しに伴う役場等への手続きなども活動・仕事と併行しながら行ってきました。
    これらの作業を進めるにあたって、1番削っても問題ないのが個人制作です。

    もちろん、時間があれば3Dモデリングしたり、新しいキャラクターをデザインしたり、色々したいです。
    クヲリティの高いモデルを購入してどのように作られてるのか分析したり、申し訳程度にシェーダーの勉強したり、自分のモデルの欠点改善点は見えてきていて、技術を上げて新しいモデルとか作りたいです。でも、自主制作は最も優先しなくていい事なんです。
    セブンで働いてた時もそうですが、シフトサボって自主制作の続きができる事ならしたかったです。でもそれは不可能な事でシフトを埋める方が100倍重要なんです。

    当初は(2018年の夏までにチャンネル登録者数1000が目標で、それまでに5体くらいは作れたらいいなぁ…)なんて考えてましたが、状況はどんどん変化してしまいました。
    それと同様にVtuber活動も優先度は低いです。

    ■誰かに任せて活動ができないか?
    「作業を任せればいい」という意見もありますが、その作業を任せるのに賄う賃金は働いた給料などから出さないといけません。そうするとコンテンツを継続すれば生活が難しくなります。
    またSNSの運用など専門の方に相談しましたが、とても個人でおえるような額ではありませんでした。(私の相談した限りでは)

    つまり「任せた分、賃金の支払いを賄う為の労働が必要」という事であり、根本的解決にはならないからです。任せるにあたって事務処理なんかも問題になります。
    なので、活動縮小をしてそもそもの個人制作に必要なタスク(Vtuber活動)をなくすほうが正しいと言えます。

    ■活動縮小によるメリット
    よくもわるくも影響力を持ってる状態を維持してしまうと、個人故のアラもでてきます。
    改善すればいいだけの話ですが、仕事と生活と残りの案件がある中、精神を正常に保って聖人のようなふるまいを心がけるのは私にとっては不可能です。私にとっては限界でした。

    ですので、根本の原因である「Vtuber活動による影響力」を縮小したり、活動の負担を減らす事によって、迷惑をかけるリスクを少しでも減らす事ができるというのが私の考えです。
    そもそも「物理的に不可能」という理由がウェイトの9割を占めますが、それ以外にも「自分の扱いがふさわしくない(=迷惑をかけるリスクがある)」のも要因のひとつです。

    以上、基本的に5月の時点での基本方針と変わりませんが、今後とも縮小してゆきます。