ドワンゴを退職して3年が経ちました 【TRPGフェス】
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ドワンゴを退職して3年が経ちました 【TRPGフェス】

2017-09-10 15:00

    3年前にドワンゴを辞めた私は、
    今年、熱海で大きなお祭りを作っていた。

    『TRPG フェスティバル』



    熱海の温泉旅館を2泊3日で貸し切り、宿泊型でゲームを遊び尽くすイベントだった。


    ■テーブルトーク RPG (TRPG)とは
    TRPG をご存知だろうか?
    名称にロールプレイングゲームが付くことから、
    ファンタジーの剣と魔法の世界で、キャラがレベルアップする想像を持ってもらえるかもしれない。

    米国発祥の遊びで、会話とサイコロでゲームを進行する
    代表作に『ダンジョンズ&ドラゴンズ』 や
    日本では『ソードワールドRPG』、『クトゥルフ神話TRPG』 が有名である。

    日本で流行したのは 1990~2000 年を中心として、
    TRPG を既に知っているというオッサン層は、この期間に触れた方が多いのではないだろうか。
    かくいう私もそうである。
    中学、高校の頃の愛読書は『ドラゴンマガジン』『ファミコン必勝本(HIPPON SUPER)』で
    育った根っからのゲーム少年だった。


    TRPG は他にはないゲーム性がファンによって根強く支持されてきたが、
    ブームの勢いは衰え、徐々に規模を縮小していた。

    そんな中、TRPG 界に転機が訪れた。
    2011年、ニコニコ動画に投稿されたプレイ動画から、
    若い層に TRPG プレーヤーが一気に 増えはじめたのんである。
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm14018645


    ドワンゴから転職した"アークライト"はゲーム会社の中でも
    "アナログゲーム"と呼ばれる
    ボードゲーム、トレーディングカードゲーム、 そして
    テーブルトーク・アールピージー(TRPG) を作っている会社だった。

    そこで私は前職の経験を活かし、イベント企画運営を任されていた。


    ■ JGC から TRPGフェスティバルへ
    宿泊型でTRPGを遊ぶイベントには
    JGC(ジャパン ゲーム コンベンション) があったが、
    2016年を最後に21年続いた歴史に幕を閉じた。

    理由は様々あるが、要約すれば、そのままの形では続けられなくなったという事だった。

    JGC の運営を実質的に引き受けていたアークライトは、
    宿泊型の TRPG イベントを今後も継続するか検討を重ね、
    イベントを2つに分割することにした
    ・コア層に向けた宿泊型でしかできないディープな体験イベント
    ・新規層に向けた当日型で多くの人の目に触れることを目的としたイベント

    前者を『 TRPG フェスティバル 』
    後者を『 TRPG フレッシュフェス 』
    に名称を変更し、分かりやすくした。

    これにより、開催地は首都圏内という制約から解放され、
    会場は熱海 『ホテル大野屋』に決まった。
    ラブプラスのイベントを行った非常に理解のあるホテルである。
    年に1回、温泉旅館に泊まりでいって、ずっと TRPG 遊び倒す。いかにも楽しそうでいい。



    ■最後の JGC 2016
    JGC は参加者のリピーター率がとても高く、強い愛着を持たれているイベントだった。
    それだけに、幕を閉じると発表したときに、
    寂しさ、がっかり感を出させないことが大事で、
    JGC の参加者が、TRPG フェスに行ってみたいと思う、
    今までにないワクワク感、期待を持てるイベント内容が必要だった。

    TRPGと親和性の高いイベントの誘致に奔走し、
    強いインパクトを伝えるために動画を作った。

    ○開会式
    イベントのはじまりに『JGC は今年で最後になります』と発表した。
    タイムラインを見る限り TRPG 業界に激震が走っていたと思う。
    このタイミングにした理由は、イベント期間中に「来年どうする?」という話題にしてほしかったからである。
    「最後なら行けばよかった」というツイートをたくさんみた。

    ざわつく会場に向け動画の再生がはじまった。 (動画はのちほど)

    会場に『 TRPGフェスに向けた要望書 』箱を設置し、
    みんなが今のイベントで何を大事に、楽しみにしていているか、
    そして新しいどんな事を期待しているのか意見を掬い上げた。

    ○閉会式
    フェスに内定してた LARP グループが舞台上に乱入する戦闘演出を付け加え、来年は劇的に変わることを予感づけた。
    もらった要望書をすべて動画に盛り込、み流した。
    閉会式が終わった後も、延々と続くスタッフロールのような要望を
    参加者たちが最後まで読み続けていた姿が心に残っている。


    この期待を絶対に背負う。叶える。
    来年に向けたイベント作りの1年がはじまった


    それは、あたかも1人で超会議を作るようなドワンゴの遺伝子を継ぐイベントになっていくのだが、
    続きはまた次回に。

    というところで、
    その後、TRPG フェスがどうなったのかを知りたい方は Togetter をご覧ください。
    Togetter TRPG フェスティバル 2017 まとめ


    続きを見たいという声や、
    気が向いたら続きを書くかもしれません。

    ■今後のネタ
    開催に向けた1年
    ・企画盛りだくさん (WAR→P!、LARP、ファンタジー料理、etc・・・)
    ・イベントデータ (平均年齢、男女比率)
    ・最初にSNEに連れて行かれて安田さんに挨拶し、サイコロを振った話
    ・馬小屋プラン
    ・大野屋の話
    ・スタッフの話
    ・トレンドワード4位!
    ・勧められるイベントになれたか?
    ・支えてくれたドワンゴでの繋がりの人たちへの感謝


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