5年間在籍したアークライトを退職しました
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5年間在籍したアークライトを退職しました

2019-11-02 00:00

    本日のトレンドワードに前々職のドワンゴが上がっていて、
    何かと思ってみれば退職エントリ現職エントリまで異様に buzz ってて、
    ちょうど自分も退職したばかりだったので、もう書かなくてもいいかなと思ってたんだけども、退職エントリに手を動かしてみることにした。

    2019年10月20日を以って、ドワンゴを離れてから5年間在籍したアークライトを退職しました。

    アークライトというのはアナログゲームの会社で、
    ボードゲーム・TRPG・TCGなどの電源を使わない遊びを専門として
    製造・流通・販売までを行い、それらのゲームイベントも主催する会社。

    5年前この会社に転職したきっかけは
    ドワンゴ時代にボードゲーム部だったことと、
    海外のボードゲームイベント Essen Spiel に感銘を受けて、
    ボードゲーム業界に転職し、それからこの業界の拡大に尽力してきた。

    自分が携わってきたイベントとして『ゲームマーケット 』があり、
    ここ最近、ボードゲームはけっこうブームになりつつあり、
    ボードゲームカフェがたくさんできたり、TV番組中に遊ぶシーンが見られたりして
    5年前には6500人だったイベント規模が、2019年春には25000人にまで成長を遂げた。

    この時期のボードゲーム業界の規模を表すのに自分が好きなエピソードが
    ゲームマーケットと同じ規模(6500人)の同人イベントに『けもケット』があった。

    自分は軽度のケモナーでSB69やえとたまが好きだ。だからこそ、ボードゲームのイベント規模が同程度ということが、どれだけマイナーな趣味なのかを自覚した。

    自分たちはボードゲームが面白いことを知っていたが、それが日本にどれくらい理解されていない・知られていない存在であったか、分かりやすい比較対象だった。

    自分が入った当時から
    ボードゲームの業界には、本当にゲームが好きな人たちがいて
    大きな愛情を注いでくれていた。あえて名前を上げることはしないが、
    そうやって業界に貢献してきてくれた人たちには感謝してもしきれない。

    この5年間に関わっていただいた方々、本当にありがとうございました。

    ただ
    最近、ちょっとずつ、少しづつ、そういった雰囲気が変わってきた兆しを感じています。
    それがどうこの先に影響を与えていくのかは分からないですが。
    【省略】『当時の業界話、今の業界話』【議論を醸しそう】
    【省略】『自分語り 業界に貢献してきたこと』【面白くない】

    【中略】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    『JGCの終了から、TRPGフェスへ繋げるプロデューサーを経験して』は面白くなりそうだったら後日書きます。本当は1番熱く書きたい気持ち。
    【中略】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    TRPGフェス2019が終わった翌日に会社に辞表を提出し、
    その日に Facebook に退職を報告した。
    −しばらくUberEats配達員してるので、お仕事あれば声かけてください− と書いたところ
    とてもありがたいことに、その日の夜のうちに次の仕事の誘いをもらった。


    それは8年前にニコニコ本社(原宿)で行われた
    『ボーカロイド53時間生放送』での出会いだった。
    このイベントは自分の人生にとって運命的な出会いの場所となる。

    このイベントを手伝うことになったのがきっかけで、自分はエンジニアを辞めて企画職に移り
    このイベントに呼んだボーカロイドのボードゲームを作っていた作者がアークライトでの上司との出会いであり
    そして今度は、ボーカロイドの発売元である『YAMAHA(音楽)株式会社』で仕事をすることになった。

    もうあの場所は無くなってしまったけど、自分にとって運命の交差点となる瞬間だった。




    今回、自分をYAMAHAに誘ってくれた瀬戸さんは
    8年前に1度だけ一緒に仕事した自分の事を覚えていてくれて、
    いま新事業をやっているから手伝ってくれないかという誘いだった。


    自分も瀬戸さんのことを強烈に覚えていて、その人が誘ってくれるなら絶対に面白いことに違いないと確信があった。

    瀬戸「直接メンバーと話したほうが早いと思うから、明日YAMAHAに来れる?」

    ホーラ、もうおかしなこと言ってる。すぐに行こうと決断した。


    新しい仕事はゲームとはまったく関係ない。
    エンタメ業界でもない。

    サウンド・ユニバーサルデザイン【SoundUD
    どこでも、誰にでも、音声の情報が等しく伝わることを目指す。

    『音響通信』と呼ばれる
    スピーカーから出る音をスマートホンのマイクで拾って画面に情報を表示する。
    音を使って情報を伝える、音と向き合ってきた何ともYAMAHAらしい技術だ。

    サウンド・ユニバーサルデザインは
    耳が聞こえない人や、日本語が分からない外国人の方に向けて12ヶ国の多言語対応で翻訳字幕をスマホに表示したり、
    さらに日本人でも状況によって聞き取りづらかったり(大雨の防災無線)、迅速に正確な情報を伝えたいとき(火災場所や避難経路)など活躍が期待される。

    活用事例として
    ・スタジアムやショッピングセンターで迷子や災害時のアナウンス
    ・電車で運行状況のアナウンス
    東京モーターショーの展示案内
    ・ポイントカードとして電車内やお店にいる人に限定して配布
    ・バスの改札レス(実証実験)

    これからはエンタメ(音響AR、聖地巡礼、位置情報ゲーム)やTVラジオのコマーシャルなどの方面にも活用が予定されている。

    自分の役目はこの仕組みが日本中どこでも使えて、いろんな人が使うサービスが展開されるように広げることだと思っている。

    ドワンゴが大きく成長するのを見てきて、
    アナログゲームが成長するのをまた見てきた。
    今度は社会に貢献する仕組みを大きく育てていきたい。

    職場のチームの雰囲気はとてもよく、瀬戸さんは思ったとおりの人物でユニークで面白く、
    大変な仕事をぶん投げられたりしているが期待と、とてもやり甲斐を感じている。
    これまでの繋がりのある方、新しく興味をもってくれた方、
    新しい仕事でパートナーになれそうなら akihiro.matsuo[at]music.yamaha.com に連絡ください。
    是非一緒にやりましょう。


    CEATEC2019 SounUDコンソーシアム ブース
    【CEATEC AWARD トータルソリューション部門 準グランプリ】を頂きました

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    ちょっとした心残りは
    ドワンゴを退職した後も超会議には
    『ゲームマーケット 出張版』として出展していた縁があり、
    スタッフ参加として8年間、皆勤賞だったこと。

    来年は初めて純粋なお客として、超会議に参加することになりそうだ。

    5年が経過しても、ニコニコを見る機会がほとんどなくなっても、いまでも気になっているし、いっそ大好きだ。
    だから今回の退職・現職エントリには思うところがあるし、今でもニコニコを盛り上げられる企画を考えてはメモに走り書きを繰り返している。

    (この記事は ChromeBook C101PA で書かれました)
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