2014年のアニメを振り返って
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2014年のアニメを振り返って

2014-12-30 22:24
    今年もたくさんのアニメを楽しめて自分としてはかなり満足度の高い一年でした。
    完走した本数としては本年度の作品約130本、過去作品25本というところです。


    個人的に印象深かったアニメを何本かピックアップしてご紹介します。


    『棺姫のチャイカ』(全22話)
     放送前のPV段階では正直期待してませんでした。しかしいざ見てみると、王道のファンタジーとして堅実に作られていて好感が持てました。どこか90年代風味のテイストと現代のラノベっぽさが混在しているような脚本、「自分の存在とは」という一貫したテーマ性、擬似家族的なドラマ性、片言少女+銃+棺というビジュアル的な目新しさ等、それぞれの要素が巧く絡んで機能していると思えました。
     manzoさんの手がける主題歌もツボでしたし、ストパンなどでお馴染みの長岡さんの劇伴も最高でした。ボンズさんのOPの凝り具合にも感服です。
     惜しむらくは、終盤尺の都合で駆け足気味になってしまったこと、最終話で特殊EDにできずに余韻が浅かった点などが挙げられますがこれから原作を読んで補完したいと思います。



    『普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。』(全12話)
     今年の個人的な「こんなにハマると思わなかった枠」。いわゆるダークホース。
     凡庸な日常系かと思って見てた序盤でしたが、細かい演出の小気味良さが快感を蓄積していったこと、主要キャラのブレない前向きさが心を浄化してくれたことで見方を改めました。
    そして主題でもある『ろこどる』の設定が活きていて、終始キャラ萌えとテーマが高純度で合致しているように感じました。「世界を救う!」「全国制覇を目指す!」などのようなスケール感とは無縁で、あくまで自分の住んでいる地域の活性化という小さくも誇り高き大義を体現していて、毎回視聴後に「自分の居場所」「精神的支柱」について強く考えさせられました。
     キャラとその育った街との深い関係を描いた作品においてはしばらくこのアニメを超えることはないでしょう。



    『SHIROBAKO』
     一口に「面白い!」わけですが、他作品の「面白い」とはちょっと味が違います。
     制作裏の奮闘劇という大枠で「バクマン!」などと同ジャンルではありますが、「アニメ」においてここまで生々しさを打ち出してきたのは稀有でしょう。とは言ってもリアルに寄りすぎず、アニメならではの脚色、誇張表現が効いているおかげで散漫になりがちな現実の会話が程よく耳馴染みのある「アニメ会話」に落とし込まれています。
     そして、アニメ制作に興味ない視聴者向けにも「自分のやりたいことは何なのか」「目標に近づく為に今何をすればいいのか」などの普遍的なテーマを散りばめた作風に仕上がっていて、日常モノ且つ一つの成長劇として楽しめるようになっている点が親切だと思います。



    『凪のあすから』(全26話)
     今年放送された中では、総合点として一番高い点数をつけた作品です。(ビルドファイターズは偏ったガンダム愛に依るものなので除外)
     少年少女の交錯する恋愛劇が見所なのは間違いないですが、その精神状態を揺さぶる土台としてファンタジー設定が強く切なく響いてきます。繰り返し強調されていた「変わること」とは「変わらないもの」とは?という問い。このテーマ はかなり想像力が試された上唸らされました。そのテーマはやがて「誰かと同じ時を刻んで生きていく」ことの大切さへ変換され、当たり前の有難さへと向かいます。
     映像美、演出、音楽、脚本、どれをとっても素晴らしい出来だったと太鼓判を押します




    2014年 部門別ピックアップ

    【OP】  ばらかもん
         東京喰種
         六畳間の侵略者!?
           ハナヤマタ

     ばらかもんは、本編を見る前にOP映像だけ見たのですが、それだけで涙腺を刺激されました。文句なしの2014年度No.1オープニングです。
     喰種は幻想的な雰囲気作りのためにウユニ塩湖を効果的に使ってたり、激しい曲調に反して映像をゆったり魅せる手法がツボでした。
     六畳間は、正に六畳間という空間を使ってのAメロBメロシーンが斬新でしたね。ぐるぐるカメラを回しながらキャラの表情も変えて、単純に面白可愛い!と思えました。
     ハナヤマタは先ず曲が秀逸で、それを際立たせる為の丁寧な映像作りだと感服しました。綺麗なのにどこか寂しさや儚さを感じさせるテイストに和の趣を感じます。
     総じて今年良いと思ったOPは夏アニメに集中していた印象ですね。野崎くん、人生、アオハライドなど、映像と曲の合わせ方、演出が面白いのが多かったです。


    【ED】   M3 ~ソノ黒キ鋼~
         四月は君の嘘
         神撃のバハムート GENESIS
         魔法科高校の劣等生(後期)


     M3は前半のEDなのですが、ミステリアスな曲調と色彩、日常にノイズが生じるといった演出のマッチ感、不気味且つ意味深なカットが作品を象徴していて惹きつけられました。
     君嘘はとにかく綺麗ですね。終始かをりをスローで捉えながら視聴者を曲に集中させる配慮がされていて純粋に浸れます。
     神撃は上品且つ優雅な大バラードなのですが、他作品では浮きそうなこの楽曲をEDとして違和感なく使えるのは作品自体のハイクオリティさが担保されているからと思います。
     劣等生は曲自体がとても好みなこともあり、そのおかげで映像、作品自体も引き締まってみえる効果がありました。
     未確認やWCWのような楽しく可愛らしいEDもいいのですが、やはり本編からの流れで観てテンションをそのまま持続させてくれるものが好きですね。曲調(歌詞)と映像とのマッチ具合を考慮して上記の4つは特に好きでした。天メソは迷いました。



    【ベストキャラ】 
         
         アンジュ
    (クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
     まぁ、悩みに悩んだ項目ですがアンジュを思い出したときに「あ、彼女しかいないわ」って
    すーっとここに導かれました。普通に候補に挙げたのはここなちゃん(ヤマノススメ)、フミナ先輩(ビルドトライファイターズ)、ななこ(ろこどる)あたりですが、色々な意味で一番人間臭すぎるアンジュの魅力は別格でした。
     彼女には是非ともあの世界を統べる存在に君臨してほしいものです。




    【注目声優】  M・A・O さん



     今年色々声を当ててましたね。期待株として注目してきました。声質が茅野さんのような息が多めの声から戸松さんのようなハキハキした声、あとはポスト植田佳奈さんかと思われる関西弁キャラもいけて、ヒロイン声としても需要はあると思います。できればぶっとんだ役とかをやってもっと殻を破ってほしいかな、と。
     他には種崎敦美さん、山崎はるかさん、久野ちゃんの声が今年は特に気に入りました。




    【ベスト回】
    ■感動 プピポー! 最終話
    ■笑い 魔法科高校の劣等生 16話
    ■萌え 異能バトル 5話
    ■燃え ガンダムビルドファイターズ 最終話
    ■萎え 極黒のブリュンヒルデ 最終話


    【その他印象深かった回】
    キルラキル 20話
    ハイキュー!! 16話
    東京喰種 5話
    蟲師 続章 3話「雪の下」、13話「残り紅」
    凪のあすから 24話
    ヤマノススメ セカンドシーズン 20話
    大図書館の羊飼い 9話
    selector infected WIXOSS 8話
    結城友奈は勇者である 8話
    ログ・ホライズン 20話
    ラブライブ!2期 5話






    そんなわけで2014年をざっと振り返りました。
    2015年も面白いアニメに出会えることを祈って。







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