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【レポート&レビュー】フリーゲーム「micro computer adventure(マイコンアドベンチャー)」について 著:水北伊助 #フリーゲーム
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【レポート&レビュー】フリーゲーム「micro computer adventure(マイコンアドベンチャー)」について 著:水北伊助 #フリーゲーム

2014-11-12 22:00

    こんにちは、フリゲ初心者の水北伊助です。
    制作者は第
    24回中高生ソフトウェア・アイデア・コンテストにて、
    3番目の賞に当たる横浜市長賞を受賞した経歴もあるAiZさん。
    今回はこのゲームの制作者
    AiZさんにもフリゲに対する熱いお話を聞けたので、
    その内容はゲームのレビューの後にお伝えします。

    去る20141025日、とある大学の学祭にお邪魔しました。
    そこで目に留まったのは、「
    PCでクリエイティブなことをやろう」という、何とも曖昧な部活動。


    ......ん?ということは...?


    やはりありました、自作のゲームです。フリゲです。
    その中でいくつかプレイさせてもらいましたが、
    フリゲらしくどうみてもクソゲーの内容のものから、
    「すげー」って思ってしまうものまで、様々なゲームを作製しているようです。
    この中でも大学生らしく、
    「あぁ、こういうものまで作って楽しんでるんだなー」と思うようなものがありましたので、
    今回はその中から
    選りすぐりの「クソゲー」を紹介します。

    ジャンルはノベルゲームで、一部にRPGのような戦闘が入るという感じです。
    時間は大体
    5分で全部のエンディングを見られるようになっていました。
    内容は、自身の大学への不満や、学校生活での不安、楽しい出来事などを、
    面白おかしくゲームにしたようなものです。
    言うなれば、クラスのお調子者が先生の物真似をやって笑いをとっていたあれです。


    気難しい教師が敵として出現し、主人公と戦うという謎の展開があったり



    部室がもらえなくて自治会長(生徒会長のようなもの?)と掛け合ったり...




    学生はやはり、先生や権力のある人たちを茶化すというのは、
    形はどうであれ面白いんだなーと思ってしまいました。
    ただし、この大学の学生でなければ全く意味不明というわけではなく、
    「自分が学生の時もに似たような状況あったなー」とか、
    「うちの大学にもこんな教師いるわー」というような、
    大学生あるあるとしても楽しめます、多分ね。


    だがしかし、だがしかしですよ、このゲーム、絵がひどい。ひどすぎる。
    私が選ぶゲームはどうしてこうも絵がひどいんだ?
    どうやら「作者の画力の限界」らしいのですが
    ......

    嘘だろうが!

    子供でもこんな絵は描かんわボケェ!と言ってしまいそうでした。
    いや、言いました、制作者本人に。もう、フリゲならではのクオリティの低さ。
    利き手じゃない方で描いてもこんなにはならないだろうくらいのひどさ。
    あれか脚か、利き脚じゃない方で描いたのかそうかわかったわかった。

    とまぁ、ディスるのはこれくらいにします。

    ゲームに出てくる人物やお店、出来事などは、フィクションではなく、
    もはや実在するものを誇張してるだけに過ぎず、
    見る人が見たら不謹慎とも言えてしまうかもしれないくらいです。
    いくつも選択肢があり、
    Happy endは一つで、ほかは全てBad endです。
    まさにマルチバッドエンドシステム。
    教師との戦闘で勝ったからといって必ずしも
    Happy endとは限りません。
    Bad endを何回か見ていると、作者の嗜好が何となく見えてきてしまい、
    「もしかしてこれか?」と思って選んだ選択肢が
    Happy endに繋がっていました。
    個人的には全く
    Happyな気持ちになれませんでしたが、
    作者にとってはとても
    Happyなのでしょう。




    私にはそのような嗜好はないので遠慮したいですが、おしりの穴がキュッと締まる思いでした。


    このゲームの作者
    AiZさんはゲームだけでなく、音楽の制作もされているそうです。
    なぜこのようなゲームを作ったのかお話を伺ったところ、
    「大作を期限内に作り終えて、時間が余って暇だったから」という、
    何ともふざけたお答えをいただきました
    ただ、「中高生の時にお調子者が人気があったのは、
    みんなが思っていることを体現し、笑いを取っていたから」であり、
    続けて「自分には体を張って笑いを取ることは出来ないが、
    人を笑わせたり、楽しい思いをしてもらうことは好き」
    さらには、「その表現方法として自分にはパソコンがある」とのことでした。
    熱いですね。

    少し前までは“オタク”と呼ばれ敬遠されていた人たちが、
    最近ようやく市民権を得てきていて、
    また「ネットを通じて仲間を募れる」ことが、
    ゲームや音楽の制作に良い方向に向かっているそうです。
    私自身も本職
    ()はアイドルオタクなので、その気持ちは痛いほど分かります。
    みんな自分がいいと思ったものを広めていきたい、
    みんなと楽しいことを共有したい、という気持ちは一緒なんですね。
    このゲームを作ったのは、
    まずは近くにいる人たちに内輪ネタのゲームを作り、
    そこからフリゲを知ってもらい、少しでも興味を持ってもらいたい
    ということもあるようです。

    最後にAiZさんは、
    「ゲームや音楽を作成している根底は、
    人に喜んでもらい、嬉しいということを共有したい」
    「レビューを書いてもらってプレイヤーの反応が見れるのは凄く嬉しい」
    ということをおっしゃていました。私たちも色んなレビューを書きたいと思います。

    今度はAiZさんが横浜市長賞を受賞した作品もレビューしようと考えています。


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